【2025年シーズン予想】リーグ制覇の戦力が揃った日本ハム。新庄監督が「4番・野村」の余波。競争激化で清宮はスタメンを獲得できるのか。
2025年シーズンの陣容はほぼ決まった。各チームは今シーズンに向けて動き出し、描いた青写真からキャンプに入ってどんな選手が頭角してくれるのか、期待していることだろう。チームにはレギュラーポジションの順列が存在する。上位にいればいるほど優先的に起用され、いわば、チームの青写真のようなものである。そこから1年を通してどんな逆転が行われるかはチームづくりを見ていく上で楽しみなところでもある。では、いったい、現時点で、各球団のポジションの順列はどういうものになっているだろうか。キャンプを経てチームは変わっていくがそれぞれの現状を再確認してみた。ここからキャンプを経てどう変わっていくのかの参考にしてもらいたい。第4回目は日本ハム
昨季2位の日本ハムは今年が勝負の年と言える。新庄監督も4年を迎えていよいよ頂点を取りに行く。
監督就任した頃からチャンスを与えてきた選手たちが覚醒の時を迎える。一方、ドラフトや補強などでチームを強化してきたことも実を結ぶ時と言えるだろう。メジャー挑戦していた上沢直之の獲得を逃したとはいえ、分厚い戦力層が今の売りだ。
まずは投手陣からその順列を見ていこう。
開幕投手は金村尚真と発表されているが、伊藤大海が実質のエースで、山崎福也・加藤貴之のサウスポーコンビ。3年前の開幕投手・北山亘基と5人の先発ローテはほぼ決まっている。
ここに復帰2年目のバーヘイゲンを皮切りに、
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