かるたーの大阪野球マガジン

【高校野球】大阪の今年のシード校の南北比率とシード獲得履歴を調べてみた

さて、前回記事にて、5回戦進出の16強が出そろい、加えて、シード校16校も決まった。今年で4度目となる大阪大会の夏のシード制だが、今年のシード校を以下に記すと同時にシード権を獲得履歴なども載せてみた。一応、各種媒体による大会結果などを参考にしたが、抜けや間違いがあるかもしれない点はご容赦願いたい。軽く調べた程度だが、「あー、やっぱりな」と思うものもあれば、意外な結果や特徴なども見えてきた。

【北】大阪学院大(2回目・2年ぶり)

【北】金光大阪(3回目・3年連続)

【北】東海大大阪仰星(3回目・2年ぶり)

【北】追手門学院(初)

【南】興國(4回目・4年連続)

【北】太成学院大高(2回目・2年ぶり)

【北】大阪桐蔭(4回目・4年連続)

【南】大商大高(3回目・2年連続)

【南】阪南大高(初)

【北】寝屋川(初)

【南】近大泉州(2回目・2年ぶり)

【北】関大北陽(3回目・2年連続)

【南】精華(2回目・2年連続)

【南】泉陽(初)

【南】大体大浪商(4回目・4年連続)

【南】清教学園(初)

予想通りというか、大阪桐蔭が4年連続でシード権を獲得している。そもそも、ここ10年の戦績を見ても早期敗退といえるものは2019年春の5回戦の近大付戦での黒星ぐらいだ。それでも、今の基準ならシード獲得圏内なのだから、近年は安定を通り越して、府内では盤石の強さといっていい。その大阪桐蔭と同じくシード制が始まってから、シード獲得をしているのは興國と大体大浪商だ。他には東大阪大柏原が昨年まで3年連続でシード圏内に入っていたが、今年はシードを逃したため、シード獲得の連続記録は途切れてしまった。

まだまだ、全国での強さは健在の大阪桐蔭。府内では圧倒的な強さでシード制導入後、4年連続シード校で夏を迎える

大阪桐蔭と同じく4年連続でシード校なのが興國と大体大浪商。古豪らしい堅実な野球で安定感ある戦いを見せている

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