春季滋賀県大会が開幕!気になった好選手を紹介!
12日に滋賀県で高校野球の春季大会が開幕。HPLベースボールパークと湖東スタジアムでそれぞれ3試合が行われた。
筆者はこの日、湖東スタジアムの3試合を取材。試合結果は以下の通りである。
水口13-12立命館守山(延長11回)
堅田13-6米原(8回コールド)
瀬田工2-0八日市
この3試合ではプロ注目の選手こそいなかったものの、大学で野球を続ければ面白いと思うような選手が何人かいた。そこで、特に目に留まった選手を数名紹介していきたい。
水口
南橋 龍希(3年)一塁手、右投げ右打ち
4番として力強いスイングを披露。右中間に長打も放っており、打の中心として今後も期待。
尾辻 塑麻(3年)遊撃手、右投右打
守備時のちょっとした所作に運動能力の高さを感じさせられた。内野の要としてチームに欠かせない存在。
立命館守山
杉本 優太朗(2年)捕手、右投左打
水口戦では4安打と大当たり。対応力の高い打撃が持ち味で、2番打者最強理論を実践するような活躍だった。まだ2年生で、夏以降はさらに注目されるかも。
林 航平(3年)投手、右投右打
6回から3番手で登板。力のあるストレートを投げていた。6回で8四球と制球力に課題を残すが、改善できれば面白い存在になりそう。
堅田
辻田 亮輔(3年)投手、左投右打
力強いストレートを投げ込む左腕。左投右打なのは自然とそうなったらしい。投球フォームが森下瑠大(DeNA)に似ている。良いボールと明らかなボール球との差がハッキリしているが、好素材なのは間違いない。
米原
左近 丞(2年)投手、中堅手、右投右打
4番を打ち、投手も兼任するチームの大黒柱。投打に高い能力を持っており、これからが楽しみな存在。
瀬田工
平野 壱星(3年)投手、左投左打
球威のあるストレートを投げ込む左腕。ここぞの場面でベストボールを投げ込める強心臓も評価できるポイント。変化球の精度も上々だ。打っても5番を任され、この試合では先制の2点適時二塁打を放った。
八日市
種村 颯斗(3年)中堅手、右投左打
県内屈指の俊足外野手。内野ゴロの一塁駆け抜けでは4秒を切ることもあった。この試合でもセーフティバントを決めるなど、見せ場を作った。
吉田 陽樹(3年)遊撃手、右投右打
3番遊撃手を務める内野の要。守備の動きにはキレがあり、打撃でも瀬田工・平野の投球にしっかり対応できていた。小柄だが玄人受けする選手。