nines WEB

【高校夏季】中信7・19② シードのウェルネス、都市大がコールド発進

◇中信(7月19日・松本市四賀球場)

第2シード・日本ウェルネス長野と第3シード・東京都市大塩尻がそろって7回コールド勝ちし3回戦進出を決めた。

▽2回戦
ウェルネス 0040410 9
池田工業  0000000 0
(7回コールド)
ウ)織原、山中―兼子
池)千國、滝川―松倉
【評】
連戦になる池工が、第2シード・ウェルネスに挑む構図。0-0で迎えた3回表、ウェルネスの攻撃。1死から1番モリスが安打、盗塁で二進すると、続く山上の内野ゴロを内野手が一塁悪送球し、モリスが先制のホームイン。ここから2本の適時打で3点を加え、一気に流れを引き寄せた。5回には7番関に左中間への満塁弾も飛び出し、突き放した。ウェルネス先発の織原は、低めの変化球が有効で5回には3者連続三振を奪うなど5回1/3を投げ、被安打2、与四球1、10奪三振、無失点の安定した内容。6回途中からは、対左打者対策で、左腕山中がリリーフし完封で締めた。
池工は、打線が散発5安打、12三振とウェルネス投手陣を打ちあぐね、連投のエース千國を援護できなかった。
ウェルネスの次戦(3回戦)は25日で、田川―松本美須々ヶ丘の勝者と。

↓ 満塁ホームランを放ちナインに迎えられるウェルネスの関

↓ 無失点に抑え、ベンチに戻る池工ナイン

 

▽2回戦
大町岳陽  1000000 1
都市大塩尻 420400X 10
(7回コールド)
大)丸山、井口、堀綾―岩下
都)武居、城倉―小俣
【評】
岳陽は1回、3番岩下の適時三塁打で先制。都市大はその裏、岳陽の先発丸山を攻め、4安打に敵失も絡め4点を奪ってすかさず逆転した。その後も長打攻勢で得点を加えた。都市大先発のエース武居は2回以降、切れのある変化球を軸に立ち直ったが、4回途中、足がつって降板。リリーフした右オーバーの城倉は力のあるストレートを中心に岳陽の反撃を許さず、7回コールドで勝利を収めた。
岳陽は前日の松本工との1回戦、エース井口の好投で3-1で競り勝ち。この日は背番号5の丸山が先発したが、都市大打線につかまった。4回から井口がリリーフしたが、流れを止めることはできなかった。岳陽の伊藤主将は「見逃し三振やけん制死など、こちらがやってはいけないミスが目立った。コロナで大会ができない、ほかの部活の思いも背負った大会だった」と仲間を気遣った。
都市大の次戦(3回戦)は26日、塩尻志学館―豊科・穂高商の勝者と。

 

↑ 得点に沸く都市大ベンチ

↑ 大町岳陽は1回、岩下の適時打で伊藤が先制のホームイン

 

<コラム&フォトギャラリー>

(残り 890文字/全文: 1940文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ