nines WEB

【社会人】都市対抗予選5日開幕 3年連続狙う信越クは新人が戦力に

都市対抗野球の予選が、県内でも9月5日から始まる。新型コロナによりシーズン前半の主要大会が軒並み中止になってきた中、唯一残されていた最高峰の公式戦。各チームとも調整が難しかった中、最大の大会に懸ける。

↑ 松本大とオープン戦を行う信越クラブ(8月22日)

東京五輪の影響で、2大大会の都市対抗と日本選手権の順番が例年と入れ替わっていた今季。シーズン前半は、予定されていた日本選手権はじめ日本野球連盟関連の多くの大会が新型コロナで中止になっていた。そのため、都市対抗がシーズンを締めくくる大会となった。

3年連続で都市対抗本戦を狙う信越クラブは「本気~すべては全国で勝つために」をスローガンに、自粛期間を経て7月ごろから強度を上げてきた。

今季は5人の新戦力が加入。二塁手の酒井俊樹(松商学園高―城西国際大)は堅守に加え、打撃も上向き。樫山瑠(紀南高―日本福祉大)、下川原輔(浦河高―東海大北海道)も外野手として打撃でアピールに成功した。ここに枝川大哉や柳龍一主将らが中軸に座る。

投手は中村海誠、和田靖志の左右二本柱が健在。2年目の左腕・酒井大輝、1年目の蓬田拓己(文京高ー明治学院大)らも登板機会がありそう。辻利行監督は「まず北信越に向けて第1代表を取る準備をしてきた。どこも難しい状況だが、それでも勝ち抜くために模索をしてきた」と、入念に詰めている。

1次予選県大会進出決定戦は9月5、6日。信越クラブは12、13日の1次予選県大会から登場。2次予選北信越大会(10月2~4日)の優勝チームが、11月22日からの本大会に進む。

(残り 116文字/全文: 774文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ