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【社会人】アマ最高峰の都市対抗野球で県勢躍動

12月3日まで東京ドームで行われていた社会人野球の最高峰、第91回都市対抗野球大会で、多くの長野県勢が活躍した。

このうち4強入りしたセガサミー(東京都)では、上田西高出身の4年目・草海光貴が4試合中3試合で先発。140㌔中盤のストレートに鋭い変化球を織り交ぜ、いずれも5、6回を投げて1失点以内に抑え、先発としての役割を十二分に果たした。

草海は昨シーズン途中、内野手から高校で実績のある投手に戻った。すぐに本領を発揮し、今季は都市対抗予選でも大事な試合で先発を任されるなど、チームからの信頼を深めていた。

創部2年目の初出場で話題になったハナマウイ(千葉・富里市)では、地球環境高出の加藤頼(BC福井―信濃)が主将として1番セカンドでフル出場した。佐久長聖高出の引木拓己(長野大―BC信濃)は代打で出場。監督はBC信濃の前監督、本西厚博氏。初戦で四国銀行に0-1で敗れた。

ベスト8のHonda熊本(熊本・大津町)では、佐久長聖高出のルーキー宮川海斗(上武大)が主に5番指名打者で出場した。

そのHonda熊本と1回戦で対戦した日本通運(さいたま市)には、同じく佐久長聖高出身の池田望(拓殖大)が3番手で登板した。

このほか、三菱重工広島(広島市)の市原一樹(松商学園高―専修大)は1回戦で1番レフトで出場し2安打。日本製紙石巻(宮城県石巻市)の西藤勇人(丸子修学館高―立教大)は1番センターで先発した。

また北信越地区代表の伏木海陸運送(高岡市)に補強選手で信越クラブの中村海誠(東海大諏訪高―東海大北海道)と百目鬼浩太(東海大浦安高―東海大北海道)が加入。初戦で中村は先発し、百目鬼は5番サードで2安打した。

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