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【大学】関甲新秋季リーグが9月3日、開幕。1部松本大は関東大会目指す

関甲新学生野球連盟の秋季リーグは9月3日、開幕する。春季リーグ1部で過去最高の4位に食い込んだ松本大は、関東大会に進める2位以内を目指す。

↓ 守備練習をする松大ナイン

松大は春季、エース塚本強矢(3年・松商学園)はじめ投手陣が安定し、初めて5勝4敗と勝ち越し4位に入った。

一部主力の4年生が引退したものの、1年生など新戦力の台頭もあり、総合力は上がっている。

自慢の投手陣は、塚本のほか、右の武用裕渡(3年・松本工)や南波秀(2年・東京学館新潟)、宮坂魁(1年・更級農)、左の竹ノ入蓮(3年・松本工)、小鷹柾也(1年・日川)らが状態を上げている。

塚本は先発か抑えか思案中で、清野友二監督は「塚本頼みにならず、2人目、3人目もいい」と自信をのぞかせる。

野手も春のレギュラー陣が多い。中村泰雅(4年・松商学園)―峯村万斗(3年・小諸)の二遊間コンビ、俊足巧打の渡邉嵩馬(2年・山梨学院)と石神悠樹(3年・山梨学院)の外野陣とセンターラインは堅い。

ほかのポジションでは、渡邊翔太(1年・ノースアジア大明桜)がサード、酒井龍聖(2年・中越)がレフトの争いに新たに加わるなど層が厚くなっている。

捕手は小林尚真主将(3年・上田西)と星野綜汰(2年・桐生第一)がそれぞれの持ち味を発揮している。

春は上位校の投手の速球に振り負ける場面があったため、「速いボールを打ち込んできた。ここに来てだいぶ打ち返せるようになった」と清野監督。

そこで4番一塁の相場一成(4年・日本文理)やDH予定の藤田洸(1年・甲府商)らスイング力のある打者に期待がかかる。

小林主将は「春はロースコアの勝負ができ、打撃を課題に強化してきた。速いボールにも対応できるようになった」と、自信を深める。

春はチームとして他校のマークは薄かったが、4位になったことでエース級との対戦が増えるなどより厳しくなることが予想される。清野監督は「4位になったおかげでいい日程になった。我慢してきん差で後半勝負に持ち込むのは変わらない。真価が問われる」と、受けて立つつもりだ。

小林主将は「守備からリズムをつくり、食らいつく。2位以内に入って関東大会出場が目標」と、春からの前進を狙う。

2部には信大と長野大が所属。

<松大の日程>
9/3 山梨学院(山梨学院大)
/4 新潟医療福祉(白鷗大)
/10 平成国際(白鷗大)
/11 新潟(松本大)
/17 関東学園(上武大)
/18 常磐(白鷗大)
/24 上武(上武大)
/25 白鷗(白鷗大)
10/8 作新学院(山梨学院)
※カッコ内は試合会場

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