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【高校】24日、長野大会抽選会。有力ノーシード校のゆくえはー

第105回全国高校野球選手権記念長野大会(7月8日~27日・長野オリスタほか)の抽選会は6月24日午後2時から、県総合教育センターで行う。

Aシード8校はすでにトーナメントの枠が決まっているため、ノーシードの有力校がどこのブロックに入るかが焦点になる。Bシード8校は、抽選でAシードと4回戦まで当たらないブロックに入る。

動向が注目される、ノーシードの有力校をおさらいしたい。

<Aシード>
①上田西②松本国際③松本第一④長野日大⑤日本ウェルネス長野⑥伊那北⑦長野⑧佐久長聖

<Bシード>
長野商、屋代、小諸商、野沢北、松本蟻ヶ崎、東海大諏訪、上伊那農、飯田

ノーシードで最も注目されるのが、昨秋の県優勝校・松商学園だ。春は中信代表決定戦でウェルネスに3-4で敗れているが、投手の質量と打力は県屈指と言える。

松商は昨夏も、前年秋の優勝校ながらノーシードで夏を迎え、初戦で長野日大に敗戦。実力校でも初戦の難しさを示した。松商がどこのブロックに入るかが、今大会を展望する上でも大きな要素になる。

このほか中信地区では、昨夏の準優勝校の東京都市大塩尻と松本深志も実力はAシード校に引けを取らない。

北信では近年強化が進む長野俊英や個の能力が高い飯山などが上位進出を狙う。

東信は、下級生からの経験者が多い岩村田、3年生が19人と多い丸子修学館などの戦力が上がってきている。

南信は、昨秋の南信チャンピオン飯田OIDE長姫や、昨夏8強の経験者が複数残る岡谷南、2年生中心の赤穂などが、シード校を脅かせる存在になりそうだ。

Bシード校のゆくえも気になる。エース増田が安定している東海大諏訪、野々田、平島の投打の柱が強力な上伊那農、昨夏8強の主力が複数残る小諸商は、Aシード校に対抗できる力を備える。

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