nines WEB

【社会人】日本選手権 信越クラブ、10日に日本新薬と初戦

第48回社会人野球日本選手権大会

日本選手権は11月8日、京セラドーム大阪で開幕した。5年ぶりの出場となる信越クラブは10日、日本新薬(京都市)と初戦を迎える。

↓ 選手間で円陣を組み練習に臨む信越ナイン

信越は9月の北信越予選決勝でロキテクノ富山に7―3で逆転勝ちし優勝し、18年以来、5年ぶり(4大会ぶり)16度目の日本選手権出場を決めた。

決勝で信越は1回、富山に2点を先制される苦しい展開。その後は懸命な継投で食らいつき1―3の8回、先頭の2番川嵜周哉(山本食品)、樫山瑠(TOSYS)の連打などで無死満塁。投手交替後、押し出し死球と本塁野選で同点とすると、なおも満塁から7番原雄士(新日本警備保障)が走者一掃の三塁打を放ち、一気に勝ち越した。

信越は6月の都市対抗予選では決勝でバイタルネット(新潟)に0―10で完敗。連戦での弱さを露呈していた。

しかし、県外強豪とのオープン戦では競り合いができており、昨夏就任の箱山和宏監督(TOSYS)は選手たちに力のあることを説き続けてきた。

BCリーグから今季加入してきた宮野結希投手(TOSYS)や中道大波内野手(同)のほか新人投手らが、社会人野球に適応してきたのも大きかった。昨年加入の元BC信濃の佐渡俊太(NTTテレコン)がリリーフに回ったことで、エース工藤稜太(TOSYS)を軸に投手陣に厚みが増した。

日本新薬は15大会連続25回目の出場の強豪。箱山監督は「投手陣は層が厚くなってきた。ロ―スコア勝負に持ち込み、北信越のように集中打で決めたい」と、少ないチャンスで勝負をかける。

↓ ケースノック

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ