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【高校】松商学園が少年野球教室

松商学園高硬式野球部は3月3日と9日、同校で小学生選手向けの野球教室を初めて開いた。選手たちは子どもたちに教えることで、野球を楽しむ原点に立ち返っていた。

↓ 高校生と小学生が対面

「野球人口が減少する中、野球を続ける契機になれば」(松宗勝監督)と、学童野球団体などを通じて参加児童を募った。3日は南信の学童チームから約40人、9日は中信地区の小学5年生の希望者約30人が参加。野球部員56人の手厚いサポートを受け、全員でアップをしてからティーなどの打撃、守備、走塁を練習した。

高校生は小学生に「どこのチームが強いの?」などと話しかけたり、ティー打撃では「ナイスバッティング」「いいね」などほめたりして、親交を深めた。

羽生田流夷主将は「小学生の楽しむ姿を当時の自分たちと重ねた。原点にかえり、学ぶことが多かった」と話していた。

9日は、同校で小学高学年がさまざまなスポーツを体験する「スポーツチャレンジDAY」が行われ、その一環で軟式野球部員16人も野球教室にスタッフ参加。2年の増沢尊と田中彰は「子どもたちが楽しそうでよかった」「原点に戻れる」と、交流を深めていた。

↓ 野球教室の模様

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