米大学留学 古畑大地(松本県ヶ丘高出)のオレゴン・ベースボール・リポート①
僕は9月からアメリカ西部のオレゴン州にあるサウスウエスタン・オレゴン・コミュニティカレッジに進学します。このコミュニティカレッジは2年制の大学で、2年後には4年制大学への編入を目指しています。
↓ 米大学に留学し、リポートを寄せてくれる松本県ヶ丘高出身の古畑さん
元々は、日本の大学で野球がやりたいと思い浪人を考えていた時期もありました。そんなころの昨年10月、通っていた松本県ヶ丘高校の創立100周年記念で五輪金メダリストの小平奈緒さんの講演を聞いたことがきっかけでした。
その講演会を通じて、世界で活躍するアスリートに強い憧れを抱き、小平さんのように世界で挑戦してみたいという思いが強くなりました。将来的には海外で活躍したいという思いもあり、それをきっかけに国内の大学進学から留学することを考え始めました。そこで、野球を通じた留学について調べ、アスリートブランドという留学サポート会社と出会いました。
アメリカの大学野球の環境や日本の野球との違いなど目を引くものばかりでした。また、そのエージェントの先輩にはMLBドラフトで選出された選手やプロ野球の通訳、大手の外資系に勤めている人など様々な方向で活躍していました。
ですが、海外留学に希望を抱く半面、費用の面だったり、英語であったり、不安要素しかありませんでした。学校の先生や両親などと相談に相談を重ね自分の夢を応援してもらいました。
その後、海外留学を決断してから大学からのオファーをいただきました。入学の条件として、英語の能力を測るテスト(TOEFL,Duolingo)で規定の点を取得しなければなりませんでした。
そのため、海外留学を目指す人が多く在籍する英語塾Delquiに入りました。その塾では、英語学習はもちろん、アメリカの歴史や様々な思想、自分の将来について考える時間が多く、日々を見直すいい機会になり、毎日が刺激的でした。結果、とても苦労しましたが、無事規定の点を取得し、入学許可を手にしました。それだけでなく、新しい友達や最高の先生方に出会えたことで新たな扉が開けたと思います。
僕は、英語の勉強や野球のトレーニングを日々積みながら渡米の日を待ち望んでいます。英語の授業についていけるのか、新たな地で生活できるのか不安はたくさんありますが、それ以上の経験を得られると信じ日々闊歩しています。
◇ ◇ ◇
古畑さんは9月5日に渡米予定。同大学の野球チームに所属しプレーも続けます。ベースボールの母国で、古畑さんには大学の様子、野球チームの活動、チームメートの横顔、指導者のスタイルなどを月1回リポートしてもらいます。ご期待ください。
<ふるはた だいち>
2005年4月、塩尻市生まれの19歳。洗馬小で洗馬スポーツ少年団、塩尻西部中で2年秋に全日本少年春季県大会を優勝。松本県ヶ丘高では投手と捕手を務め、投げて最速140㌔、打っては通算35本塁打。主将も務めた。右投げ右打ち。174㌢、84㌔。
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