【高校】研修会 北信選手は早大、中信指導者は大阪桐蔭へ
北信地区高校生技術指導講習会
(12月7日・早稲田大)
東京六大学リーグを今季、春秋連覇した早稲田大に北信の17校から34人が訪れ、早大生と一緒に練習した。
高校生は早大生に交じってアップからスタート。4年生が引退し、1~3年の新チームになった始動の日でもあり、小澤周平新主将(健大高崎出)が重視する走塁のレクチャーをした。
↓ 大学生と高校生がまじって走塁のレクチャー
その後、野手は早大生のノックを見たり、実際に受けたり、バッテリーは投手、捕手別にアドバイスを受けた。打撃練習や大学説明会もあった。
捕手陣はキャッチングやスローイングなどで指導を受け、長野高の上林雅治は「配球の考え方が参考になった。決まった投手だと同じパターンになりやすいので先を考えてリードしたい」と来季に生かしていく。
↓ 松本深志OBの金子大智内野(1年)も高校生に説明
中信地区指導者研修会
(12月7日・大阪桐蔭高)
中信地区の監督ら指導者8人が、全国屈指の強豪大阪桐蔭の練習を視察した。
大阪桐蔭はこの秋、近畿大会1回戦で敗れ来春のセンバツ甲子園出場が厳しい情勢。視察した日は強化トレーニング(午前9時~午後10時)の期間中で、約40人の部員は打撃や投手、トレーニングなどに分かれて追い込んでいた。
同地区監督部会の事業で、幹事の松本県ヶ丘・宮澤修監督が大阪の知人監督を通じて研修が実現。桐蔭の選手たちは全員体が大きく、打撃練習では軸がぶれずにスイングスピードが速く、ほとんどが外野手の頭を越える打球だったという。
近畿大会で敗れ11月には約20試合をこなし、選手は個々の数値に応じたテーマで打撃などの練習に臨んでいた。宮澤監督は「やっている練習内容は特別なことでなく我々と大きな差はない。ただし、選手たちの意識が違った。意識を高く持ってやる大切さをつくづく感じた」と、自チームの指導に生かしていく。
↑ ↓ 中信の指導者はグラウンドレベルで桐蔭の練習を視察