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【高校】長野日大・玉井ら5人を優秀選手表彰

県高野連は12月13日、松本市内のホテルで優秀選手5人を表彰した。受賞者は夏の甲子園出場の長野日大・玉井洸成、唯一の3年生部員だった野沢南・小池遥陽、夏4強の赤穂・網野聖也、夏8強の松商学園・羽生田流夷、軟式から全国選手権出場の松商学園・増沢尊のいずれも前主将(3年生)。

↓ 表彰を受けた左から増沢、羽生田、網野、小池、玉井

↓ 表彰を受ける優秀選手たち

長野日大・玉井洸成
15年ぶりの夏の甲子園出場に主将として、さらに1番遊撃手で貢献。宿題などの提出状況も良く学業も両立した。「1、2年夏に悔しい思いをし、最高の形で先輩に恩返しできた。練習量には自負がありメンタルも鍛えられ、次のステージでも生かしたい」。名城大(愛知リーグ1部)で野球を続ける。

野沢南・小池遥陽
入学時から学年一人だったが、1年秋から2年次は連合チームになっても野球を継続。後輩が入部し3年夏は単独出場し、唯一の3年生主将でチームをけん引。「先輩や後輩がいたので楽しくできた。3年生1人で少し重圧も感じたが、いろいろな方に支えられていると感じた」。大学進学予定で、野球を続けるかは未定。

赤穂・網野聖也
強打の内野手として47年ぶりの夏4強に貢献した網野。授業中も集中して受講していた。「高い壁に対しても自ら取り組めば、それを乗り越えられる可能性があることを赤穂で学べた。新しいステージでも自分を高めながら(大学野球の聖地)神宮球場を目指したい」。松本大(関甲新1部)で野球を続ける。

松商学園・羽生田流夷
強力なリーダーシップを持ち合わせた、県内屈指の強肩強打の捕手。学習成績も安定していた。「伝統校として勝つことの責任や周りからの見られたことはいい経験ととらえたい。甲子園に出られずに悔しい思いをしたが、大きな経験として次に生かしたい」。中部大(愛知リーグ1部)で野球を続ける。

【軟式】
松商学園・増沢尊
3年夏に勝負強い打撃と一塁手として全国選手権出場に貢献。全教科で苦手をつくらずに学習もしてきた。「主将になって全国に出場できてよかったが、そこで負けた悔しさも残った。松商では挨拶や礼儀を学べて人として成長できた」。大学に進学予定だが、野球を続けるかは未定。

※日本高野連は13日、来春のセンバツ甲子園の21世紀枠地区推薦9校を発表した。北信越地区からは小松工(石川、北信越4強)が選ばれ、県推薦の小諸商は落選した。

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