【学童】NPBジュニアトーナメント オイシックスJrに飯山市の関が選出
小学生のNPB12球団ジュニアトーナメント(12月26~29日・明治神宮球場、ベルーナドーム)に、招待チームとして出場するオイシックス新潟アルビレックスのジュニアチームに、飯山市の関彪心(木島小6年、新井ジュニア)が選ばれた。夢の大会で内野手の関は、全国から集まる好選手を相手に自慢の守備でアピールするつもりだ。
↓ オイシックスのオレンジユニホームに袖を通した関
NPB12球団がそれぞれに選抜チームを編成し、球団ユニホームを着て対戦する小学生憧れの大会。今年は20回を記念し、今季から2軍戦に参入したオイシックス新潟とくふうハヤテ(静岡)、独立リーグから計4チームが招待された。
関は新潟県の学童チーム、新井ジュニアに所属しているため、新潟県内から募集したオイシックス新潟Jrに選ばれた。
4人兄弟の末っ子の関は、元高校球児の父や2人の兄の影響で小学1年生から地元の軟式野球チームに所属。NPBジュニア入りに憧れ、定期的に野球教室に通うなど技術を高め、小学5年生からはより高いレベルを求めて、自宅から車で40分ほどかかる新潟県妙高市の強豪新井ジュニアに移籍した。新井では俊足巧打で1番を打ち、持ち味の堅守で主にショートを守る。
関は6年生になり、夢のNPBジュニアの複数チームにプレー動画などで応募した。オイシックスジュニアにも一次選考で動画を送り、応募112人の中から45人に選抜。さらに実技の最終選考を経て16人のメンバーに選ばれた。
オイシックスは、シーズン開幕戦で新井が招待されて観戦もしていただけに、「選ばれてめちゃうれしかった」と関。10月からは新潟県内で選ばれたオイシックスメンバーと数回、合同練習を重ねてきた。「みんなうまい。楽しい」。145㌢、45㌔とチーム一小柄な関は、オイシックスではセカンドに入る。関は「攻めたプレーでアピールしたい。夢の舞台を楽しみ、NPBジュニアがいても日本一を目指したい」と心躍らせている。
右投げ右打ち。試合のある12月27日が誕生日で、背番号は27。憧れの選手はパドレスのタティスJr.。兄が練習試合で対戦して観戦した横浜高校に夢中。中学では硬式野球チームに所属する予定。
↓ ミート力があり打率を残せる打撃