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【高校】県高野連が招待試合や動作解析指導で競技力向上図る

県高野連は4月11日、松本市内で今年度最初の理事会を開き、事業計画や大会日程、予算案などを決め、競技力の向上策として招待試合や投手対象の動作解析指導などを行う。

↓ 記者会見で挨拶する久保村会長(右)と寺沢新専務理事

招待試合は4月12日、長野オリンピックスタジアムに今春のセンバツ出場校・山梨学院を招き、昨秋の県1~3位の松本第一、松本国際、長野商と3試合を行う。入場無料。

投手力向上のための動作解析は、県出身で國学院大准教授の神事努さんが担当。神事さんは投球動作に関する研究が専門で、4月15日の全県監督部会では監督を対象に講演。11月22、24日は、東北信と中南信別に各校から投手1人ずつ参加して神事さんから動作解析やフォーム改善などの指導を受ける。

久保村智会長は「投手の役割は大きく、また指導が難しいだけに、連盟として支援できれば」と話していた。

春の大会は中信地区のみ4月25日、ほか3地区は26日に開幕。5月4日に決勝と3位決定戦を行い、県大会出場校の順位が決まる。地区予選の抽選は4月15日。

県大会は5月10、11日、17、18日に綿半飯田野球場を主会場に行う。

役員改選で、実務サイドの専務理事に寺沢潤一・松本美須々ヶ丘教諭が就任。塩尻市出身の寺沢専務理事は松本蟻ヶ崎高出身で、捕手で主将を務めた。中京大出身。創造学園大付高勤務時は部長として07年のセンバツ甲子園に出場。その後、県立教員となり、須坂東で部長を務めて以降、県高野連の理事などを務めてきた。数学科。47歳。

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