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【社会人】JABA長野大会開幕 信越ク黒星発進 県関係選手凱旋

県知事旗争奪第66回JABA長野大会は4月23日、長野オリスタと佐久スタジアムで開幕した。県勢の信越クラブは、リーグ戦初戦でYBSホールディングス(姫路市)と対戦し、最終回の反撃及ばず5-7で敗れた。

大会には県内から信越クとFedExを含む16チームが出場。4チームずつ4ブロックに分かれて総当たり戦を行い、各ブロック1位の4チームが27日、トーナメントで優勝を争う。優勝チームは日本選手権の出場権を得られる。

信越クは5回、先発の佐藤孝輔が長打攻勢を浴び4失点。一方打線はYBS先発に7回までソロ本塁打の1安打1得点に抑えられ、最終回に3番手から4点をかえしたが、5-7で敗れ、初戦を落とした。

↓ 初戦を落とした信越クラブ

また県外から参加の強豪企業チームに所属する県関係選手たちが凱旋した。ともに昨年の都市対抗で4強入り東京ガスー西濃運輸(岐阜)戦では、東京ガスに7年目の寺沢星耶投手(佐久長聖高―上武大)、西濃には松本大出身のルーキー渡邉嵩馬(山梨学院高)が所属。寺沢はブルペンで投球、渡邉は代走の準備をしたが、ともに出番はなかった。

試合は東ガスが4-1で勝利。寺沢は試合後、「まだ動ける。肩の状態もよくなってきた。リリーフが担当になるが球速がない分、切れで勝負する。今日の1勝は大きい。21年以来の都市対抗優勝に向けて貢献したい」と、状態は良さそうだった。

↓ ブルペンで準備する東ガスの寺沢。腕の位置を下げている

↓ 一塁コーチャーに入った西濃の渡邉

東ガスの次の試合には、寺沢の佐久長聖の後輩になる北畑玲央投手(東北福祉大)が所属するパナソニック(大阪)が登場。先発が完投し主にリリーフの北畑に出番はなかったが、150㌔右腕に2年目の余裕を感じさせた。

↓ パナソニック2年目の北畑

佐久スタジアムの第3試合に登場した明治安田(東京)には、小林昌樹コーチ(佐久長聖高―立教大)、上田市出身の日置航内野手(日大三高―明治大)、さらにルーキーの常田唯斗投手(飯山高―専修大)の県出身3人が所属する。

打撃に定評のある日置はシートノックでは三塁に入ったがこの試合は出番がなかった。新社会人の常田は社業の研修期間を終えたばかりで練習を再開したところ。しかし小林投手コーチは「いいものはある。1カ月半後の都市対抗予選に間に合えば起用もある」と期待を寄せていた。明治安田がジェイプロジェクトに9-1(7回コールド)で勝った。

↓ シートノックでサードに入った日置。外野も守ることもある

↓ 指示を出す小林コーチ

 

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