津田大介のメディアの現場

vol.126_メディア/イベントプレイバック《part.2》

メディア/イベントプレイバック《part.2》


僕が出演した番組やトークイベントなどで、内容が面白かったものをテキストで読みやすく再編集してお届けします。原発・放射線の問題や政治全般、著作権、音楽の話までテーマは多岐にわたる予定です。

近年、テクノロジーの進歩や個人の意識の変化でライフスタイルが多様化することにより、現行の憲法や民法で規定されている“家族のあり方”を考え直さざるを得ない出来事が相次いでいます。2013年9月には、結婚していない男女間に生まれた婚外子の相続を嫡出子の半分とする民法の規定を、最高裁が「違憲」と判断。2014年6月には、女性カップルが青森市役所に婚姻届を提出したところ、憲法24条を根拠に受理されなかったケースが波紋を呼びました。そこで今回は、憲法学者で首都大学東京准教授の木村草太さん(@SotaKimura)に、前述した2013年9月の最高裁判決をはじめ憲法24条についてもお話を伺いました。


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