禁煙プレイは終わって今は副鼻腔炎プレイ。しかし、それも終わりそう-(松沢呉一)
禁煙3ヵ月達成を前にして禁煙に飽きました
ニュージーランドのタバコ販売禁止計画は、国民の1割以上の国民がマリファナを常用し、合法化までもう少しであること。タバコの自家栽培は合法で、闇タバコも流通していること。売買春の完全非犯罪化も実現していることまでを踏まえてとらえるべきでしょう。ただただ国民を締め付けているだけではありません。
そういう国でタバコの販売を規制したところで、マリファナを回しながら、あるいは闇タバコを吸いながら、「ま、いいんじゃね」ってことになるのは十分に理解できます。それだったら、私も賛成しそうですが、ただタバコ販売の規制だけを取り上げて、日本でも真似することを主張するのがいたら叱ってやります。「真似するならゆるい部分も真似すべし」と。
ニュージーランドの件は、政府が本気でタバコをなくそうとは思っていないらしきことが透けて見えたので、解説する気になりましたが、禁煙成功宣言以来、ほとんどタバコのことを考えなくなりました。
とくに3ヶ月目に入ってから顕著に「吸いたい衝動」がぶり返す頻度が減り、程度も弱くなっています。3日、1週間、1ヵ月が区切りで、2ヵ月で完了って感じです。
タバコを吸っている人を見て吸いたくなることよりも、メシを食ったあとや、くつろいでいる時に、「何かやってないことがあるぞ」と感じ、なんだろうと考えて、「あっ、タバコを吸ってないのか」となることの方が今は多い。タバコを吸うことでケリとかメドとかきっかけとかにしていたのに、それがないので終われないのです。つっても、数秒で忘れてさざなみも立てずに終わるわけですが。
前はこういうことがあると、深呼吸をしたり、水を飲んだりしてやり過ごすようにしてましたが、それももう必要がなくなりました。
「どうしても吸いたい」と体をかきむしるような衝動が湧いて来るのではなくて、寂寥感なり、欠落感なりをこっちから探しに行くようなものなので、全然高ぶらない。つまらん。
1本だけ確保してあったタバコが残っているので、もう一度刺激を取り戻すためにタバコを吸ってみてはどうかとも思うのですが、ここまでの繰り返しにしかならないことが見え見えなので、やる前からつまらんです。
あるいは、今は体力も気力も衰えているので、一回吸うと、もう禁煙する気を失って、元のヘヴィースモーカーに戻って終わるような気もします。それも面白くない。
「今日も元気だ」と思えていた日々が遠くなる
今はタバコがおいしそうに思えず、無断で「もらい煙」をするために喫煙所に行く習慣もなくなりました。
そのくらいタバコが抜けたということもありますが、とくに3ヵ月目に入ってから体調が悪かったせいでもあります。タバコは健康だからうまいのです。「今日も元気だ たばこがうまい」とはよく言ったもので。タバコのせいで健康を損なうかもしれないけれど、タバコのおかげでまだ大丈夫と思える幸せ。
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