カナダやニュージーランドでは国会前を占拠し、フランスでもフリーダム・コンボイがスタートし、日本ではワクチンに対する医療関係者の抵抗が始まった-(松沢呉一)
目が離せない世界のプロテスト
昨日もまたプロテスト動画を観続けてからバイトに行き、さっき帰ってきて、そのまま寝ずにまた観てます。
男湯と女湯の清掃は片付けまでを含めるとどうしても午前3時を回りますが、実働2時間半なので、飽きる前に終わってしまって、多動症でも続けられます。YouTubeを観る合間の休憩って感じです。
ここ数日、規制撤廃の動きとプロテストがめまぐるしく動いているので、目が離せない。北京オリンピックは銭湯のテレビで軽く観ましたが、その数百倍プロテストを観ています。
当初はワクチンの強制はまずいとあれだけ認識されていたのに、ワクチンパス(衛生パス・グリーンパスなど)という方法で実質的な義務化が進んで、さすがにただの風邪と化した現在、その反発が一気に吹き出しています。もうこの流れは止まらないでしょう。
ニュージーランドでも議会前占拠が続いていて、それを排除するために警察は100人以上を逮捕しています。
ニュージーランドはセックスワークの非犯罪化を進めるいい国だと思っていたのですが、コロナにおいては中国の真似してゼロコロナを目指すバカな国になってしまい、さらにはブースター接種の間隔を3ヶ月に縮める無謀さ。大量の逮捕者を出す強行なやり口も中国の真似か?
フランス版フリーダム・コンボイは大荒れになりそう
フランス版フリーダム・コンボイである「Convois de la liberté」も始まってます。週末を目指して、フランス全土からパリへ。また、ベルギーでもブリュッセルを目指したコンボイがスタートしていて、パリからブリュッセルというコースもあるようです。やはりブリュッセルが反規制・反ワクチンの拠点です。
フランス版はカナダのようにトラック運転手にワクチンが義務化されるという背景がないため、お気楽なドライブ気分の人たちも多数参加していて、その一方、この動画を観るとわかるように、反規制・反ワクチン側にイエローベストが加わっています。ちょっと前にも反規制・反ワクチンのデモをやっていて、その時はそんなには荒れてなかったですが、元来、暴れん坊集団です。
迎え撃つパリ警察は、このためにパリに集結すること自体を禁止し、装甲車を準備。間違いなく荒れます。プロテスター側は投石と火炎瓶、警察側は催涙ガスと放水車まではデフォルト。14日は生中継に釘付け。
地球環境を考えて、石油燃料を使って人間は無駄に移動すべきではないと私は考えているわけですが、プロテストのためですから、しゃあない。
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