松沢呉一のビバノン・ライフ

マナーを求めても無理なので、せめて中国人には法律を守って欲しい—移住する中国人たち(6)-(松沢呉一)

日本にいても中国人に殺される—移住する中国人たち(5)」の続きです。

 

 

無免許でカートに乗って事故った観光客が中国人である確率は98パーセント

 

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UBIソフトとK-POPの情報を追ってまとめるだけで手一杯、他のことに手が回らないですが、中国情報にはできるだけ目を通すようにしてます。

以下のタイトルを見て、「外国人観光客が中国人である確率は50パーセント」と思いました。ここまで見てきたように、交通法規を守れず、事故を起こしまくりですから。

 

 

無免許で事故を起こした外国人観光客の国がどこか伏せられてますが、「ジュネーブ条約に加盟していない国」ということで、中国人である確率は80パーセントに上昇。昨年の時点で、ジュネーブ条約に加盟している国は194カ国です。ロシアも加盟しているくらいで、世界の主要国はほぼ加盟しています。

しかし、中国は加盟してません。戦争被害を抑えるための条約であり、捕虜にも配慮しなければならないので、そんな面倒なことはしたくないのでしょう。

以下の国々はジュネーブ条約に加盟しながら、「ジュネーブ様式の国際運転免許証を発給していないため、日本国内では当該国の国際運転免許証で運転することができません」(警察庁のサイトより)。

 

 

このうち、フランス、モナコ、ベルギーは、「当該国の運転免許証に日本語の翻訳文を添付することにより、日本国内において運転することができます」。国際免許証を改めて取得することより、こっちの方が簡単。

未加盟国である台湾も同様。

ジョージア、ブルガリア、ロシアからの観光客も来ていましょうが、数が少ないので、中国人である確率は90パーセント以上です。「よその国で乱暴な運転をする国民」という特性から、中国人確率は98パーセントと言っていいかと思います。

中国人に限らず、業者が免許証の確認なしで貸してくれるのであれば、日本ではカートを運転するのに免許証が不要なんだと勘違いするのが多いでしょうから、この場合、業者の方がより悪いです。

最近、外国人観光客を狙って、新宿御苑の近くにもカートレンタル屋ができて、競争も激しくなっていそうで、確認を怠ったのはわざとかも。業界で自主的にバイトを含む従業員向け講習会を開くなどして、対策をしないと、規制が入りますぜ。

 

 

スイスで5歳の子どもが中国人留学生に殺された

 

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渋谷区代々木でも通り魔事件がありましたが(この件は夏休みのせいで取り上げそびれました)、中国人は日本以外の場所でも暴れていて、今月1日にスイスのチューリッヒでも5歳児が中国人に襲われています。

デイケアセンター(託児所のようなものらしい)の近くで、若い男が刃物で子どもを襲い、3人の5歳児が負傷し、うち1名は重症。

犯人は職員と親が取り押さえて、その場で警察が逮捕。23歳の中国人でした。彼は昨年からスイスに来ている留学生で、氏名や動機は明らかにされていませんが、Instagramには、「台湾は中国のもの」など、中国共産党を支持する書き込みがあったとのこと。

遠い国のことなので、軽率な推測をしますと、前にも書いたように、国外に出て、充実した日々を送っていれば、SNSは現地の言葉で現地の人とのやりとりで埋まります。スイスまで行って、中国のことを書いているってことは彼は友だちができず、大学でもいつも一人。そんなことを書いているから、敬遠されたのかも。結果としては、孤独であることは一緒。

 

 

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