松沢呉一のビバノン・ライフ

新年早々届いた難癖に対する理想的な対応を示した雷句誠—国が崩壊しそうなのに他国に難癖つけている場合か、韓国人-(松沢呉一)

 

新年早々難癖をつける韓国人

 

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K-POPアイドルを紅白歌合戦に出すことで、紅白歌合戦に注目する韓国人が増えているでしょうが、「「Bling-Bang-Bang-Born」で踊る子どもと滅びゆく紅白歌合戦—どちらにも属さない人たちの役割[中編]」に出したCreepy NutsのSSを観て「レーザーの形が旭日旗だ」と言い出す クレーマーが出てきかねないので、紅白歌合戦を韓国人に観られてもいいことないべ。

金色のガッシュ!!」の雷句誠が、元旦にXに投稿した年賀状に対して、「金色のガッシュ!!」のファンと称する韓国人から、旭日旗に見えるとして、謝罪と削除を求める声明が届き、雷句誠は丁寧な説明とともに拒否。謝るべき時はすぐさま謝るのが適切ですが、この場合は、謝る必要が一切ありません。

 

 

この件は多くの人が取り上げていますし、新聞までも取り上げていますが、1人の狂った韓国人の仕業で済むことではなく、同様の難癖を繰り返してきた韓国の左派を象徴しますので、より多くの人が批判した方がよく、私も私なりにやっておきます。

 

 

今に始まったことではない韓国左派の難癖

 

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難癖を趣味あるいはビジネスにする人々はその対象を拡大させていきますから、雷句誠が言うように、日の出を表す表現全体を脅かしかねず、断固謝罪すべきではありません。現に、こういう難癖に屈服して、謝罪とともに撤回をしてきたために、クレーマーあるいは金の亡者たちを増長させ、雷句誠にまで被害が及びました。

この難癖をつけてきた韓国人は、声明の主体を「金色のガッシュ韓国ファン一同」と、あたかも自分らが集団かのようなフリをしてますが、こういう韓国人によくある虚言でしょう。数々の根拠なき韓国起源説や国外で都合が悪くなると日本人のフリをすることにも通じます。「韓国左派一同」としていたら、それはそれで事実を踏まえているとは言えましょうけどね。

雷句誠によると、他にも同様の書き込みがあったそうなので、たった1人のクレーマーがいたとの話では済まず、韓国人には一定数こういうタイプが存在しているわけです。

この件で傑作だったのは以下。

 

 

あれだけ偉そうなことを言っていた抗議者自身が2014年にこんな図版を出していました。くろさんはよく見つけました(彼が発見したのかどうか確認できていないですが)。

これに対する言い訳をするとしたら、「自分のはただの放射状の集中線であって、太陽の光を表す旭日旗とは違う」ってところか。しかし、両者は外形上でその差を区別することは不可能ですし、集中線なら、このような太い帯にする必要はなく、あえてこうしたのは日帝肯定の意図があると見做されてもいい(こいつの論理で言えば)。

また、色が違うのですから、外形上では雷句誠の年賀状は旭日旗と違うと言え、にもかかわらず謝罪を求めるなら、まずは自分から謝罪しろ、このクソ野郎。

あとは、「日帝に支配された側はやっていい」という所属に逃げ込むことくらいでしょう。属性に依拠する依存者の典型です。

 

 

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