【三河】#7 長野誠史選手「試合中に選手自身が感じたことをもっと共有していかないと、上にはいけない」
シーホース三河 長野誠史選手インタビュー (2024年6月1日取材)
―2023-24シーズンを振り返って
新体制になって1年目、チームが大きく変化した中で、チャンピオンシップ(CS)に出られましたし、全体を通して見ればよいシーズンだったと思います。
個人的には、自分のやるべきことにフォーカスできたシーズンでした。昨シーズンは30分以上出ることもありましたし、攻守において全てのことをこなさなければなりませんでした。今シーズンはよし(久保田義章)と半々で出て、プレータイムも長くても25分くらいだったので、自分が出た時にディフェンスから流れを変えることであったり、やるべきことを全力でやるというメリハリができたと感じています。
チャンピオンシップに関しては、もうちょっとやれたんじゃないかという気持ちがあります。たぶんみんな同じ気持ちなんじゃないですか? 特に2戦目は、リードして、後半まくられて逆転されるという展開で、レギュラーシーズン中からそういう試合が続いていたので、そこで勝ち切れるようになることが来シーズンに向けた課題だと思います。
―勝ち切るためには何が必要だと感じますか?
ちょっとしたところだと思うんですけど……、特にディフェンス面の。相手がこう攻めてきたことに対して自分たちがどういうディフェンスをするか、ヘッドコーチやスタッフが相手のスカウティングをしてくれるのですが、それ以上に選手自身が相手を理解しなければいけない。
試合前に映像を観たりはするのですが、実際に試合をやってみないと分からない部分も多い。試合中に選手自身が感じたことをもっと共有してプレーしていかないと、さらに上にはいけないと思いました。
―来季に向けて、リッチマンHCからカイゼンを求められていることは?
フィニッシュを重点的にやってほしいということと、外のシュートの確率を上げることです。シーズン終盤は3Pシュートも確率よく入ったと思うのですが、シーズンの中盤まではなかなか自分の持ち味を出せていなかったので、来シーズンは最初から出してほしいと言われました。そのためにも、来シーズンは身体のコンディションを徹底してほしいとも求められています。
―2024-25シーズンへの意気込みをお願いします。
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