【三河】#16 西田公陽選手 「チームを勢いづける存在になることが今の自分の目標」
シーホース三河 #16 西田公陽選手インタビュー(2024年6月1日取材)
―2023-24シーズンを振り返って
初めてのBリーグ挑戦で、本当にたくさんのことを学ぶことができました。シーホース三河に来る機会を与えてくれた方たちに本当に感謝したいというのが一番の気持ちです。
不安なこともたくさんあったのですが、バスケのことはもちろん、オフコートの過ごし方や人との接し方など、ライアンHCをはじめ、(兄の西田)優大や先輩方が本当に優しく教えてくれたので、すごく充実した時間を過ごせました。次のシーズンに向けても少し自信を持てたシーズンになりました。
チームとしては、中地区の2位を争う状況が続いた中で、何度も何度も壁を乗り越えて、最終節の三遠ネオフェニックス戦で2勝できたのは大きかったです。ライアンHCが言い続けているように、練習から日々カイゼンができていた結果だと感じています。
それでも最後の「6勝」に届かなかったのは、足りない部分があったから。土台はできたので、今シーズンはそこを突き詰められるように引き続きカイゼンを重ねていきたいですし、僕もしっかりと試合に絡んでいきたいです。
―初めてのチャンピオンシップ(CS)の舞台はいかがでしたか?
ベンチに入ることはできませんでしたが、試合が始まった瞬間の雰囲気にビビってしまって。これまで経験してきた試合とは全く違うなとジャンプボールが始まった瞬間に感じました。両親にも話したのですが、「ここでプレーするのは今の俺には無理だな」と思いました。
ロッカールームでもみんなめちゃくちゃ集中していて、喋っちゃいけない雰囲気がありましたし、優大もすごく緊張していましたね。
―さきほど優大選手は「緊張せずに楽しめた」とおっしゃっていましたが……。
いや。めっちゃ緊張しているのが、すぐにわかりました(笑)。
レギュラーシーズン中に試合に出ることももちろん大事ですけど、CSの舞台でプレータイムを獲得することは非常に価値があることだと思いました。石井(講祐)さんは、シーズンの終盤は少しプレータイムが少なくなりましたけど、最後の最後にコートに立っていたのは石井さんでした。石井さんはどんな状況でも毎日しっかりと準備をしていましたし、そういう部分を見習いたいとあらため思いました。
―このオフシーズンにはどんなことに取り組みたいですか?
僕はオフシーズンを過ごすのが初めての経験で、何をしていいか全然わからない状況ですが、シーズンが終わった後にライアンHCと1対1でミーティングをした時に、「もっと細かいところを意識すれば上手くなる部分がたくさんある」と言われたので、ボールハンドリングやシュートの確率などを少しずつ上げていけるよう取り組みたいです。
大学までは2番3番をずっとやってきたのですが、シーズンの終盤にポイントガードに挑戦したので、判断力の部分も身につけていきたい。あとは、まだちょっと身体が小さいとも言われたので、身体の使い方を含めて、筋力アップを図っていきたいと考えています。
(取材の途中で、ガードナー選手が乱入)
―最近、ガードナー選手とコミュニケーションを取っている場面をよく目にする気がします。
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