愛知野球通信+

冬の練習訪問③ 大成編 “強豪復活への道”

12月、年末も押し迫った頃、大成高校の練習を訪ねました。

大成高校は1988年に創立。野球部は元々、学校の強化部として力を入れて、尾張新興の強豪私学として甲子園に迫ったこともあります。

そこから姉妹校の稲沢女子高校が愛知啓成高校に変わる際に野球部はそちらに集約ということで、一旦は2002年の夏を最後に廃部となります。そこから当時の生徒たちから野球部を復活させてほしいとの声が上がるなど動きがあり、一般部(学校には部活動にはいくつか種類があり、現在は柔道部が強化部、野球部とサッカー部が準強化部)として2008年から活動を再開します。

山岡大祐監督はその時から大成高校の監督に就任。以前とは違って活動時間の制限があり、部員数も少ない中で、一歩一歩力をつけて、尾張地区の強豪校というところまで力を戻してきました。
この秋は県大会ベスト8進出。この成績は復活後の最高成績。
そんな大成高校がどんな練習をしているか、これまでの歩みや今後の目標と合わせてお話を伺いました。

また、堺投手には単独でミニインタビューも実施しております。

この日の午前中練習メニュー

◇打撃練習

ロングティー・連続ティー

 ◇守備練習

・内野手

ワンステップスロー・左右1クロス・右入りワンステップスロー・(ノック)ツーステップスロー・(ノック)ワンステップスロー

・外野手

素手のツーステップスロー・背走捕球・前方球際捕球・(マシン)アメリカンノック

・捕手

ワンバウンドブロック練習・キャッチング練習・セカスロ

30mダッシュ

◇キャッチボール 

秋の新チーム後の公式戦成績

1
132一宮北
130新川

2
21誠信
●19愛知啓成

県大会
74豊田大谷
10愛知啓成
53名経大市邨(延長11回タイブレーク)
●57豊橋中央(延長12回タイブレーク)

全尾張地区予選
61一宮北
81津島北・一宮商

全尾張大会
●89小牧南

1年生大会
42享栄
21愛産大工
●36三好

〇この秋の結果について

(残り 4317文字/全文: 5141文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ