愛知野球通信+

誉-誠信 観戦記(2024年春季尾張地区2次トーナメント決勝戦)

4月5日に津島球場で行われた尾張地区2次トーナメントの決勝戦、誉-誠信の観戦記です。
接戦となりました。


020000000|2 H7 E1
00030000X|3 H8 E2
誠信


本田、山本、樋口-矢島

誠信
吉浦-鈴木

投手成績

本田健介(3年) 3回1/3 67球 被安打4 四球4 三振0 失点3

山本真心(3年) 3回2/3 51球 被安打4 四球1 三振0 失点0

樋口澄明 1回 5球 被安打0 四球0 三振0 失点0

誠信

吉浦楓馬 9回 136球 被安打7 四球2 三振1 失点2

(出場選手)


8田所 7篠田(17)→H根間(7)→7 5黒田 3与那覇→H平松(13)→3 9大矢 6今野 2矢島 4栗田→H吉岡(15) 1本田(19)→1山本(1)→H田中(12)→1樋口(11)

誠信
4竹中 6矢賀→6(16) 2鈴木 9佐藤 3小沢 8土屋 5比嘉門 7中島 1吉浦

(試合経過)

2回表、1死2,3塁から7番矢島が2点タイムリー。誉が先制。2-0
4回裏、1死満塁から8番中島がタイムリー。ここでピッチャー交代、山本。9番吉浦が犠牲フライ。2死1,2塁から1番竹中がタイムリー。誠信が逆転。3-2
8回表、先頭の代打田中がヒット。その後盗塁失敗。そこから1番田所、代打根間が連打。2死後四球で満塁となるも5番大矢が倒れ得点ならず。
8回裏、ピッチャー交代、樋口。
誠信が逃げ切って、尾張地区優勝を決めました。

総評

どちらもランナーを出しながらも得点が奪えない試合。

誉は2回表に1チャンスで2点を奪うも、その後はランナーを出すもチャンスを広げられず。8回表はチャンスを作ったのですが・・・。先頭の盗塁はセーフでもおかしくないプレー。ツキもなかったですね。
本田投手は昨年見た時は130kmを超える球を投げていたのですが、この日は120km台に留まり、本来の状態ではないように感じました。四球も多かったですし。何とか夏までに状態を上げていってほしいところです。

誠信は4回裏の集中打がお見事でした。ここで6本のヒットを集めました。大きな当たりはなかなか出ない感じですが、こういう形で集中打を浴びせて点を取っていきたいですね。

吉浦投手は試合を作れるタイプ。120km中盤のまっすぐに緩急を使って打ち取ります。バックと協力して打たせて取っていきたいですね。

ピックアップ選手

誉 矢島 海 捕手(3年)

7番捕手で出場。2回に先制の2点タイムリーを放つ。盗塁も俊足の矢賀選手をしっかりと阻止する強肩を発動。能力が高いです。

誉 田所 璃乙 外野手(3年)

1番センターで出場。2安打のマルチ。得点に絡めなかったのが残念。

誉 樋口 澄明 投手(2年)

8回にマウンドへ上がり3人を5球で抑えました。120km台前半のまっすぐで打たせて取りました。

誠信 吉浦 楓馬 投手(3年)

先発して7安打2失点で完投。120km台中盤と目立つ球威はないですが、コントロールが良く緩急を使って打たせて取る投球が安定していました。打撃で2ベース1本に犠牲フライ。打撃の良さが目立つ選手です。

誠信 中島 勝悟 外野手(3年)

8番レフトで出場。4回に反撃のタイムリーを放つ。1安打1四球の活躍でした。

誠信 佐藤 光駿 外野手(3年)

4番ライトで出場。チーム唯一のマルチ。センター返しの打撃が光りました。

誠信 矢賀 巧 内野手(3年)

2番ショートで出場。1安打1四球1犠打にエラーで出塁と全打席で仕事。1塁駆け抜けが4秒を切っていて足の速さも目立ちます。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ