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豊橋中央-豊丘 観戦記(2024年春季東三河地区予選)

3月21日に蒲郡球場で行われた豊橋中央-豊丘の観戦記です。
豊橋中央は好投手が多く、豊丘は昨年見ていい選手だと感じた夏目選手を見たくて観戦しました。

豊橋中央
011422|10 H12 E0
000000|0 H0 E3
豊丘
(6回コールド)

豊橋中央
前島(1)、谷奥(16)、小栗(11)-松井
豊丘
羽賀(1)、夏目(8)-土屋

投手成績

豊橋中央

前島史弥 3回 32球 被安打0 四球0 三振5 失点0 MAX130km

谷奥隼介 2回 16球 被安打0 四球0 三振1 失点0 MAX132km

小栗遥大(3年) 1回 17球 被安打0 四球1 三振0 失点0 MAX138km

豊丘

羽賀玲音(3年) 3回1/3 58球 被安打7 四死球4 三振1 失点6(自責点4)MAX111km

夏目蒼天 2回2/3 75球 被安打5 四死球5 三振0 失点4 MAX122km

(出場選手)

豊橋中央

6高安→H米田(15)→5 3佐藤 4花井→6 2松井 5砂田→R鈴木桜(19)→4小松 7六車 9井本 1前島→H江崎(13)→R山崎(20)→1谷奥(16)→H清水(14)→1小栗(11) 8夏目

豊丘

3有賀→9 5石田 8夏目→1 2土屋 4渡辺 9植村→8 6伊藤 7山本 1羽賀→3平田(12)

(試合経過)

2回表、2死2,3塁からタイムリーエラーで1点。豊橋中央が先制。1-0
3回表、1死満塁から5番砂田が犠牲フライ。2-0
4回表、1死2,3塁から1番高安がタイムリー。1死2,3塁から牽制エラーで1点。1死3塁から2番佐藤がタイムリー3ベース。中継が乱れる間にバッターランナーも生還。ここでピッチャー交代、夏目。6-0
4回裏、ピッチャー交代、谷奥。
5回表、1死満塁から1番高安がタイムリー。更にワイルドピッチで1点。8-0
6回表、2死満塁から代打米田の高いピッチャーフライを捕れずに記録は2点タイムリー。10-0
6回裏、ピッチャー交代、小栗。
豊橋中央が快勝。継投で6回をノーヒットに抑えました。

総評

豊橋中央が快勝。

2-0で迎えた4回表、下位打線で作ったチャンスに高安選手のタイムリー、佐藤選手のタイムリー3ベースなどで4点を加え、試合を優位に。

その後も相手のミスなどにつけこんで加点し、コールド圏内に。

投手陣は前島投手、谷奥投手がパーフェクトでつなぎ、小栗投手は四球を1つ出したものの、ノーヒットに抑えてほぼ完璧なリレーを見せました。

小栗投手はMAX138kmをマーク。成長している姿も見せました。

豊丘は打つ方は手も足もでない感じに。羽賀投手は左のスピードはそんなにないタイプで、くせ球で抑えにかかりましたが、踏ん張り切れず。四死球が多かったのが反省ですね。あとテンポも良くなかった。打たせて取るタイプだけに、リズムに乗るような投球を心掛けてほしい。

豊丘の夏目選手は2打席とも三振でいいところは見られず。マウンドでは勢いのある球も投げていました。

ピックアップ選手

豊橋中央 高安 累 内野手(3年)

1番ショートで出場。3安打1死球と全打席で出塁。鋭い打球が多くスイングの速さが目立ちました。

豊橋中央 前島 史弥 投手(3年)

先発して3回をパーフェクト。6奪三振。コントロールが良く試合が作れる。MAX130kmをマーク。萩本監督が気持ちの強さを褒めていました。

豊橋中央 谷奥 隼介 投手(3年)

2番手でマウンドに上がり、2イニングをパーフェクト。MAX132kmをマーク。小柄ですが勢いのある球を投げる。どんどんストライクを投げて打たせて取りました。

豊橋中央 砂田 隆晴 内野手(2年)

5番サードで出場。2安打のマルチで2ベースを1本。犠牲フライで打点も上げました。センター後方へ大きな打球もあり、飛ばす力を持っていますね。

豊丘 夏目 蒼天 外野手・投手(3年)

3番センターで出場。打つ方は2打席で連続三振。4回途中からマウンドに上がり、120km前半ながら勢いのある球を投げていました。

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