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東海学園大-日本製鉄東海REX 観戦記(2025年東海社会人・愛知大学野球対抗戦)

3月15日に岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われた大学社会人対抗戦、3日目の第2試合、東海学園大-日本製鉄東海REXの観戦記です。

昨年のエース、高橋一壮投手(東海理化)が抜けてどう一部で戦うかが課題の東海学園大。日本製鉄東海REXとの試合できっかけをつかめるか注目でした。

東海学園大
000000000│0 H7 E1
00000001×│1 H6 E0
日本製鉄東海REX

東海学園大
加藤(29)、花村(26)、大黒(16)、増田(11)-堀江

日本製鉄東海REX
荒木(28)、池戸(14)、佐伯(17)-中川

投手成績

東海学園大
加藤希 7回 102球 被安打4 四死球2 三振5 失点0

花村公輔(中部大第一 3年) 1/3 13球 被安打1 四球1 三振0 失点1

大黒剛輝(愛知黎明 1年) 0/3 3球 被安打1 四球0 三振0 失点0

増田怜央(桜丘 3年) 2/3 9球 被安打0 四球0 三振0 失点0

日本製鉄東海REX
荒木雅玖 6回 75球 被安打4 四球1 三振9 失点0

池戸昇太(美濃加茂-名城大-徳島IS 4年目) 1回 16球 被安打0 死球1 三振1 失点0

佐伯成優 2回 38球 被安打3 四球0 三振4 失点0

(出場選手)

東海学園大
8山崎(8) 6中山(5) 7鈴木(13) 5安並(17)→5片岡(33) 2堀江(20) 4榊原(10) D大洞(22) 3瀬尾(7) 9藤森(1)

日本製鉄東海REX
8大塚(2) 4平野(6) 5市丸(5) 3宮坂(24) 7長南(10) 6佐々木(23) D石川(12) 9勝盛(8) 2中川(27)

(試合経過)

7回表、ピッチャー交代、池戸。
8回表、ピッチャー交代、佐伯。
8回裏、ピッチャー交代、花村。1死1,3塁でピッチャー交代、大黒。3番市丸がタイムリー2ベース。ここでピッチャー交代、増田。東海REXがようやく均衡を破る。1-0
日本製鉄東海REXがロースコアの接戦を制しました。

総評

気温も低く冷たい雨も降ってくる中で、序盤はお互いにランナーを出すも得点を奪えず。そこから両投手が好投し、0-0で試合は進みました。

東海学園の加藤投手は7回まで投げて4安打無失点。特に中盤以降は危なげなく、まっすぐで空振りも取れて安定した投球が光りました。リーグ戦に向けて自信となりそうです。

どちらかというと、加藤投手の次が課題。この日はそこで失点。リーグ戦までに手ごたえをつかむ投手に出てきてほしいところです。

打線は1年生の鈴木選手が3番で起用されて2安打1四球と素晴らしい活躍。堂々とした活躍が見事でした。得点圏で1本が出なかったので、どうやって点を取るかが課題になりそう。

日本製鉄東海REXは荒木投手が6回を無失点。佐伯投手はややフォームに特徴がありますが、ボールに勢いがあるタイプ。投げにくいマウンドでよく踏ん張ったかな、という状況でした。

打線はルーキーの市丸選手が3安打の猛打賞で決勝のタイムリー2ベースもお見事。今日は若手が中心の打線でしたが、ここから勢いを与える存在に出てきてほしいですね。

ピックアップ選手

東海学園大 加藤 希 投手(至学館 3年)

先発して7回を投げて4安打無失点。102球と球数も少なめでした。まっすぐで空振りを取るシーンも多く、初回の2死満塁以外は安心して見ていられました。今年は軸として期待できそうです。

東海学園大 鈴木 徠空 外野手(常葉大菊川 1年)

3番レフトで出場。2安打1四球と活躍。1年生とは思えない打撃を見せますね。

東海学園大 榊原 空飛 内野手(九国大付 4年)

6番セカンドで出場。2安打1死球と活躍しました。キャプテンとして、結果でも引っ張っていってほしいですね。

日本製鉄東海REX 市丸 紘樹 内野手(唐津商-九産大 1年目)

3番サードで出場。3安打の猛打賞で8回には決勝のタイムリー2ベースを放つ。しっかりと逆方向にも飛ばせるあたりはセンスがありそうです。

日本製鉄東海REX 荒木 雅玖 投手(海星-九州産業大 3年目)

先発して6イニングを4安打無失点。9奪三振と三振を多く取って格の違いを見せました。今年はエース格で期待したい投手ですよね。

日本製鉄東海REX 佐伯 成優 投手(高岡第一-東洋大 1年目)

8回からマウンドへ。まっすぐは145km/hを記録して、圧力がありましたが、タイミングは取りやすいタイプかな。変化球をどう使うかがカギになっていきそうです。

東海学園大、鈴木監督、加藤投手談話

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