春日井-明和 観戦記(2025年春季名古屋地区1次予選)
3月20日に中京大中京Gで行われた第2試合、春日井-明和の観戦記です。
秋にも同じブロックになって2試合戦った両チーム。お互いにエースが先発をせずに試合が始まっていきました。
春日井
0000000│0 H7 E2
050011×│7 H10 E0
明和
(7回コールド)
春日井
西村(10)、高柳(1)-渡邊
明和
海老(10)-松江
投手成績
春日井
西村瑠生(3年) 4回1/3 88球 被安打7 四死球3 三振1 失点6(自責点1)
高柳賢人 1回2/3 36球 被安打3 四死球2 三振1 失点1
明和
海老寛矢 7回 92球 被安打7 四球0 三振6 失点0
(出場選手)
春日井
4加門 9太田 8毛利 5松山 3甲村 6三輪 2渡邊 7丹羽→H伊藤(15) 1西村(10)→1高柳(1)
明和
8松山 6杉山 9松原 2松江 5野村 1海老(10) 7田中 3中西 4加藤
(試合経過)
2回裏、2死満塁から1番秋山がタイムリー内野安打。2番杉本が走者一掃の3点タイムリー3ベース。3番松原がタイムリー。明和が5点を先制。5-0
5回裏、1死2塁でピッチャー交代、高柳。2死3塁から7番田中がタイムリー内野安打。6-0
6回裏、1死満塁から4番松江が押し出し四球。7-0
明和が快勝しました。
総評
最終的に点差は開きましたが、そこまで力の差はない試合でした。
2死で3塁に置いて、内野安打のタイムリーが2度。そこに走者一掃の3点タイムリー3ベースが明和に出て、それで大量点に。明和にとっては大きな一打でした。
先発の海老投手は変則のサイドハンドですが、彼が丁寧な投球で春日井打線を打たせて取っていったのも大きかった。ランナーは毎回のように出しましたが、最後もゲッツー。エースを温存できたのも明和にとってはプラス材料。
中2日空きますし、いい状態で次に臨めそうです。
春日井はそんなに打たれたわけではないし、投手陣はある程度力を発揮したと古田監督も振り返りました。打線もヒットはまずまず出たので、点差ほど試合内容は悪くなかったし、力の差はなかったと思います。
高柳投手に注目していましたが、MAX134km/h。178㎝と上背もあり、まだ細身なので伸びしろのある好投手ですね。見れてよかったです。
ピックアップ選手
春日井 毛利 昂暉 外野手(3年)
3番センターで出場。3打数3安打の猛打賞でした。広角に打てるタイプ。
春日井 高柳 賢人 投手(3年)
5回途中からマウンドへ上がり、1回2/3を1失点。MAX134km/hでした。ちょっと不安定でしたが力投せずに球速が出るのはさすが。将来性の高い投手ですね。
明和 杉本 竣 内野手(3年)
2番ショートで出場。2安打のマルチで2回には走者一掃の3点タイムリー3ベースを放ちました。守備も安定しています。
明和 海老 寛矢 投手(3年)
変則のサイドハンド。ちょっと押し出すようなフォームで、変化球をうまく操るので初見は対応が難しいタイプ。うまくタイミングを外していた印象でした。
明和 秋山 優太 外野手(2年)
1番センターで出場。2安打のマルチでチャンスメイク。2年生で1番を任されている。
明和 金子直樹 監督談話
(残り 480文字/全文: 1727文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ