限界突パ

プロ野球の豊作世代は松坂世代から田中世代、千賀世代、そして現在は?

プロ野球を見るのは「世代別」で割ってみるのが面白いと個人的に思っている。

いわゆる「〇〇世代」と言うようなくくり方だ。

世間で「〇〇世代」と呼ばれるようになったのは、松坂大輔(元西武)和田毅(ソフトバンク)ら大豊作の選手を生み出した80・81年生まれの「松坂世代」からだ。

その後の呼び方はそれぞれにあるとして生まれた年度で呼ぶのがわかりやすいかもしれない。

松坂世代の次に豊作世代と世間から騒がれたのが、田中将大(楽天)柳田悠岐(ソフトバンク)らの88・89年生まれ(一時は田中将大・斎藤佑樹世代と呼ばれた)だが、実は、影の豊作世代というのがあり、それが松坂世代と88・89世代に挟まれた「84年世代だ」。いわゆる1984、85年の早生まれの世代たちのことだ。

この世代、高卒の選手のドラフトでは同期が大卒の松坂世代とバッティング、大卒のドラフトの同期は88年世代とバッティングするという、まさに板挟みなのだが、タイトルホルダーを9人も輩出している世代でもあるのだ。

名前を上げていくと、、、

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