【高校トピックス】地球環境 新監督を高校の同期がコーチでサポート
この4月に地球環境の指揮官に就いた栁澤翔太監督(23)は、強力な援軍を得た。母校・小諸商高時代の同期たちが、コーチとして若き監督をサポートしている。高3の夏は県4強まで進み、大学でも活躍した仲間が、手本を示しながら選手の指導に当たっている。
↑ 吾妻さんから説明を聞く地球環境ナイン
栁澤監督は3月まで、大学生生活を送りながらOBとして小諸商でコーチを務めてきた。卒業と同時に、地球環境の教員に採用され野球部の監督に就いた。
そこで〝新人監督〟の手伝いに駆け付けたのが高校の同期たちだ。この学年は、吾妻光一朗主将を攻守の柱に、矢嶋航大、山口玄の左右二本柱で3年夏は準決勝まで進んだ、最強世代の一つでもある。
新潟医療福祉大(関甲新1部)で主力だった吾妻さんや松本大(関甲新2部)でリーグ戦登板した山口さんのほか、高校で4番だった武井大雅さん、捕手だった津金悠太さん、平坂倖太さん、須江康平さんの6人が、職場が近いこともあり、栁澤監督の依頼を受け、仕事終わりの平日や週末に練習に参加。ノックを打ったり、専門のポジションで実技を交えて教えたりしている。理学療法士の武井さんは、選手のコンディション面をチェックするなど、心強い支援体制だ。
↑ コンディションチェックをする武井さん
吾妻さんは「同期をサポートできるのはうれしい。監督もこちらに任せてくれるので、すべてを注げる」と言い、「選手個々の能力は高い。吸収も早く、教えるのが楽しい」と、休日も苦にせず訪れる。
↑ 練習を見守るコーチたち
瀧口大生主将は「コーチの皆さんは同じ高校出身なので、教え方が統一されていて分かりやすい。(年が近いので)話しやすく、一緒にやってもらえるのもいい」と信頼している。
栁澤監督は「とても一人ではできないので、同期のサポートは心強い」と感謝している。
↑ 後方で全体を見る栁澤監督
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