【社会人】JABA長野大会 信越クラブは黒星発進
第62回JABA長野大会
(4月7日~11日・長野オリスタ、県営上田)
Bブロックの信越クラブは大会2日目の8日、ジェイプロジェクト(愛知)との初戦に臨み、終盤の追い上げも及ばず、2-3で敗れ、黒星発進となった。
↑ 円陣を組む信越ナイン。大会は無観客
信越クラブ
000000020 2
11000010X 3
ジェイプロジェクト
信)中村、羽毛田、長澤、山根―北村
ジ)古屋、木村、横山、塩本、平岡―松坂
信越の先発は左腕エース中村。初回、先頭を遊撃失策で出塁させると犠打と安打で1死一、三塁とされ、4番の犠飛で先制を許した。
2回も二塁打と四球で2死一、三塁としたところで、信越・辻監督はピリッとしない中村を諦め、右の羽毛田にスイッチ。その代わり端、3番に適時打を許して2点目を失った。
2回以降、毎回安打で出塁する信越だが、6回から小刻みの継投に入ったジェイプロジェクト投手陣をとらえきれず、残塁が続いた。7回にも1点失い、3点ビハインドの信越は8回、反撃開始。
先頭の3番百目鬼が二塁打で出塁すると、1死後、5番下川原が右前打で続き一、三塁。ここで6番北村はセーフティスクイズを決め1点をかえした。
さらに2死二塁で、7番指名打者に入った新人の平林が左前に適時打を放ち、1点差に迫った。
粘る信越は9回、新人の成澤が先頭で代打に入り中前打で出塁。1死一、三塁と好機が広がり、3番百目鬼の二ゴロで三走の俊足成澤が同点の本塁を狙ったがきわどくアウト。後続も倒れ、同点を逃し、1点差で敗れた。
辻監督は「チームらしい戦い方に少しずつ前進し収穫があったが、負けた悔しさを持ち、足元をしっかり見てやっていく」と、敗戦も悲観していなかった。
この日は、新人5選手全員が出場し、持ち味を発揮した。
9日に三菱重工West、10日にENEOSと対戦する。
↑ 4番に座った新人新井は2安打
↑ 先頭のエラーでリズムが狂った中村
↑ 9番で1安打の酒井。好守も見せた
↑ 移籍の川嵜は8番ライトで先発し内野安打
↑ 新人長澤は3番手で登板
↑ 俊足渡辺は7回代走で出場し盗塁を決めた
↑ 新人の平林は7番指名打者でフル出場し8回、左前に適時打を放つ
↑ 平林の適時打で2点目のホームにかえった下川原
↑ 9回に代打出場の成澤は中前打。実戦の強さを見せた
↑ 前の打席で代打三振の原は9回、中前打でつなぐ
↑ 9回、二ゴロで本塁に突入した成澤だが、惜しくもアウト。同点を逃す