【BCリーグ】信濃グランセローズ 開幕戦はドロー発進
信濃グランセローズは4月10日、県営長野野球場に福島レッドホープスを迎え、ホーム開幕戦を行い、2-2の引き分けで今シーズンのスタートを切った。
↑ 試合後、スタンドに挨拶する信濃ナイン
▽1回戦
福島 001100000 2
信濃 002000000 2
福)齋藤、松島、若松―森口
信)鈴木、佐渡―會田
本=菊名、福原(福)
【評】信濃先発の鈴木は3回、2死から福島3番の菊名にソロ本塁打され先制を許した。その裏、信濃は敵失と内野ゴロで2点を奪い、逆転。しかし4回に鈴木は再び被弾し同点とされると、その後は両チームとも継投で勝ち越しを許さず、2-2で9回引き分けとなった。
3分の2の選手が入れ替わった新生信濃がスタートを切った。指名打者を含むスタメン6人が新戦力という布陣で、得点した3回以外も5度、得点圏に進めたが、あと一本が出なかった。
「取れるときに取らないとこうなる」と3年目の柳澤監督はバントや走塁でのミスを指摘。
一方で柳澤監督は、3回1死二、三塁打で浅い外野フライを上げた5番小西に「さらっと外野フライを打てるように」、7回無死一、二塁で強行して三振に倒れた3番井上に「本来なら犠打だが大きく育ってほしい」と、両新人に奮起を促していた。
投手は福島から移籍の鈴木が140㌔超えを連発。柳澤監督は「試合をつくってくれたのは鈴木の投球」とたたえた。7回からリリーフの佐渡も好投。柳澤監督は「あまりによかったので9回まで引っ張った。先発も考えている」と信頼を深めていた。
引き分け発進にも柳澤監督は「負けなくてよかった。毎日勉強して成長していくチーム」と、悲観していなかった。
【開幕戦スタメン】
1番センター 古屋(新)
2番ショート 澤端(新)
3番レフト 井上(新)
4番指名打者 ウレーニャ
5番サード 小西(新)
6番セカンド 新井
7番ファースト ヘイドーン
8番キャッチャー 會田
9番ライト 岩田
投手 鈴木
投手 佐渡
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