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【大学】関甲新秋季リーグ開幕 1部松本大は連敗スタート

関甲新学生野球秋季リーグが10月2日、開幕した。1部の松本大は2、3日の週末、春季リーグ上位の白鷗、上武と対戦し、いずれも競り負け、連敗スタートとなった。

↓ 上武戦で声援を送る松本大ベンチ

新型コロナの影響でおよそ1カ月開幕が遅れた。そのため日程が短縮され、1部8校は、2回総当たりから1回総当たり(各校7試合)となった。

春季7位の松大は2日の開幕戦で白鷗(春季2位)と対戦。小林駿太(甲府工)、武用裕渡(松本工)の2年生リレーで2失点に抑えたが、散発3安打の1得点で攻めきれなかった。

松本大001000000 1
白鷗大02000000X 2

3日は春季優勝で全日本選手権4強の上武と対戦。松大はエース原田航汰(4年・日本文理)をぶつけたが、初回に3安打を集められ1点先制された。その後も得点圏でしぶとく内野手の間を抜く上武打線に追加点を許した。

松大は3度得点圏に走者に送ったが、上武加藤の速球に3安打に抑えられ、完封で敗れた。

松本大 000000000 0
上武大 10010100X 3

春は白鷗に1-5、1-6、上武には0-10、2-7での連敗と比べると、競り合いには持っていけた。投手陣は2戦で5失点と粘りを見せた一方、攻撃陣は2戦で6安打1得点と課題を残した。

清野友二監督は「ディフェンスは成長した。春は逃げ腰だった投手が、相手打者の反応を見て配球ができるようになった」と評価する一方、「150㌔近いボールはなかなか打てない」とリーグトップクラスの投手に脱帽。「シンプルに打者は自分の間合いで勝負していけるか。その準備はしてきたが、面と向かって対戦しいい基準になったのではないか」と、次戦以降の修正に期待した。

今井凛平主将(東海大諏訪)は「オープン戦から失点が少なく、守備はいい方向でできた」とする一方、「打席でのアプローチがまだまだ。新たに経験を積めた選手が多いので、今後に生かしていきたい」と前を向いた。

上武戦で7、8回を3人ずつで抑えた2年生の塚本強矢(松商学園)は「春季リーグ以降、スライダーなど変化球を投げ込み、勝負球に使えるようになった。(2試合で2年生4人が登板し)この経験を次に生かせるようにしていきたい」と自信を深めた。

▽上武戦のスタメン
中 渡邉①(山梨学院)
二 中村③(松商各園)
左 高野③(中越)
右 今井④(東海大諏訪)
三 平澤②(東海大諏訪)
一 小井出③(上田西)
D 鈴木③(東京学館新潟)
遊 峯村②(小諸)
捕 角田③(飛龍)
P 原田④(日本文理)

※春最多盗塁のセンター石神②(山梨学院)は初戦でケガをしたため欠場。

【今後の予定】
10/9 新潟医療福祉
/10 平成国際
/16 常磐
/17 関東学園
/23 山梨学院

▼上武戦の模様はこちら▼
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