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【コラム】松本第一高OBはなぜ卒業後に伸びるのか?田中監督に聞く

横浜DeNA・牧秀悟の鮮烈な活躍で脚光を浴びた母校の松本第一高校。甲子園未出場で、近年は夏の大会で上位争いに絡めていないものの、大学で実績を残すOBが少なくない。

↓ 松本第一時代の牧。強打者だったが、昨年の活躍までは想像できなかった

例えば大学4年生世代。高3夏は2回戦で敗れたが、エースだった川船龍星(拓大)は152㌔右腕となり社会人の名門・日本通運に就職。高校時代、控えだったり、ベンチ外だったりしたメンバーも東都2部のチームで出場機会を得ている。

↓ 勝ち運に恵まれなかった松本第一時代の川船

松本一のOBは、なぜ卒業後に伸びるのか。同校OBでもある田中健太監督(29)に聞いた。
(田中監督は牧が高2、3年時に前任で恩師の櫻井正孝監督の下でコーチを務め、17年秋から監督に就いた)

◇21年度に社会人、大学で活躍した松本一OB

▽大卒1年目(3年夏2回戦)
牧 秀悟(DeNA、内)
吉原 快(BC信濃、投)
原田健太(BC新潟、投)

▽大学4年生(3年夏2回戦)
川船龍星(拓大、投)
小林 樹(朝日大、外)
新山進也(BC群馬、内)
玉木大介(大正大、外)
森下雄矢(大正大、内)
伊藤晋也(敬愛大、投)

小林栄登(BC神奈川→関西・堺、投)

▽大学3年生(3年夏8強)
荻原健汰(日大、投)
岩船裕風(帝京平成大、捕)
三浦毅人(東農大、内)

※このほか昨秋の都市対抗に出場した日本製鉄かずさマジック(千葉)には、国本達樹投手(26)が所属。また牧世代の1学年上、葛生大起は日大4年の19年秋、東部2部で首位打者に輝いている。

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