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【社会人】14日都市対抗開幕 県勢も数多く出場へ

第94回都市対抗野球
(7月14~25日・東京ドーム)

社会人野球の最高峰、都市対抗野球が14日開幕する。出場32チームには、多くの県勢が所属している。

↓ 小諸商高出身で三菱重工Eastの引木。4月のJABA長野大会でも地元で好投した

16日のSUBARU(太田市)―JFE西日本(福山市・倉敷市)では県勢投手の投げ合いなるか。SUBARUのエース格阿部博光(佐久長聖高―東洋大)は補強選手で都市対抗に登板しているが、悲願の自チームでの出場となる。JFEには2年目右腕の筒井恒匡(松本工高―日体大)が予選でも結果を残している。

19日のセガサミー(東京)―三菱自動車岡崎(岡崎市)でも県勢対決が実現するか。セガサミーはエース格の草海光貴(上田西高)が健在。三菱には東大で4番を打った2年目の井上慶秀(長野高))が代打で出番を待つ。セガサミーには城下尚也コーチ(上田西高―亜大)も在籍している。

21年大会優勝の東京ガス(東京)には、5年目の左腕寺沢星耶(佐久長聖高―上武大)と3年目の内野手鈴木貴士(佐久長聖高―明大)が所属し、それぞれの役割に徹している。

21年大会準優勝のHonda熊本には、4年目の外野手宮川海斗(佐久長聖高―上武大)、2年目投手の髙橋聖人(小諸商高―明大)、そして立大で正遊撃手だった1年目の井上剛(佐久長聖高―立大)の3選手が所属し、出番を得ている。

日本通運(さいたま市)の2年目、150㌔右腕の川船龍星(松本第一高―拓大)は大事な場面を任されている。

三菱重工East(横浜市)の5年目左腕引木翼(小諸商高)、JR東日本東北(仙台市)の6年目工藤陽平(上田西高)も出番を増やしている。JRでは鈴木良二さん(上田西高-亜大)がヘッドコーチを務めている。

12年ぶり出場の東海理化(豊川市)では、3年目の宮石翔生(佐久長聖高―福井工大)が一塁で出場。大学時代は捕手でベストナインにも選ばれている。

このほかJR西日本(福山市・倉敷市)には10年目の春原直登外野手(佐久長聖高―関東学院大)、また新人でHonda(寄居町・小川町)の後藤晟投手(松本国際高―北洋大)、明治安田生命(東京)の日置航外野手(上田市出身、日大三高―明大)、東芝(川崎市)の小山忍捕手(佐久長聖高―上武大)が所属している。明治安田生命では、小林昌樹さん(佐久長聖高―立大)がコーチを務めている。

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