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【ボーイズ】長野ボーイズ新監督に元信越クラブ主砲の松村知昭氏が就任

中学硬式の長野ボーイズの新監督に、松村知昭コーチ(50)=長野市=がこのほど就任した。松村監督は、社会人野球の信越硬式野球クラブで長く中軸を担ったスラッガー。スケールの大きな選手育成が期待される。

↓ 長野ボーイズの松村新監督

松村監督は9年間のコーチを経て、11月に今季の公式戦が終了した後、指揮官に就任した。

松村監督は20年間在籍した信越クラブ(入社当初はNTT信越)では、長く4番ファーストを任された強打の左打者。都市対抗野球には補強を含め10回出場するなど、数多くの大舞台を経験してきた。

42歳まで現役を続け、その後、3人の息子が所属した長野ボーイズでコーチを務めてきた。「正しいことを教えると確実に、時には思いもよらないような上達をして楽しさしかない」と松村監督。中学生は思春期で難しい世代だが、「話をすれば分かってくれる」と苦にしない。

現在、2年生13人、1年生13人で活動。2017年夏以来、全国大会から遠ざかっている。「自分がやってきてよかったことは選手たちにフィードバックし何とか勝たせてあげたい」と松村監督。

加藤智美代表は「コーチのときから野球の勉強をよくされている。厳しさの中にも個々を尊重し丁寧に指導。今の時代に合った指導をしてくれる」と松村監督に託した。

松村監督は「中学時代がすべてでなく、この先に活躍できるように、粗削りでもスケールを大きく育てていきたい」と豊富な経験を還元していく。

渡辺賢一郎前監督は、総監督に就いた。

<まつむら ともあき>
1973年4月8日、静岡県磐田市出身。県立磐田南高校では2回戦。名城大では4番一塁で明治神宮大会(3年)と日本選手権(4年)に出場。NTT東日本に入社し、信越クラブで都市対抗10回、日本選手権5回出場。

↓ 豪快なスイングで魅了した信越クラブ時代の松村監督

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