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【学童】12月も県外開催の全国大会に県勢が挑む

12月に入ったが、学童野球はまだまだ全国クラスの大会が各地で催されている。年内最後の力試しに県勢が挑んでいく。

佐久市南部の岸野・泉スポーツ少年団は12月25~27日に三重県で開く「第4回お伊勢さん杯・PRIDE JAPAN全国選抜学童軟式野球大会」(プライドジャパン主催、32チーム)に初出場する。

岸野・泉スポ少は、隣接する岸野スポ少(岸野小児童)と泉スポ少(泉小児童)が選手不足などから今年2月に合併してできたチーム。地域の清掃活動や障害者大会のサポートなどが評価され、主催者から声がかかった。

指揮するのは社会人野球・佐久コスモスターズで活躍し、現在は軟式の強豪「しなののてっぺん」に所属する菊池俊文監督。「てっぺんがうたっている『野球で信濃を元気に』の精神で指導している」と話すように、元気がモットーのチームだ。

細萱颯星主将(岸野小6年)は「元気がいいチーム。全国のいろんなチームと試合ができ、いい経験になる。1つでも勝ちたい」と楽しみにする。有坂羽琉(泉小6年)は「合併したが仲がいい。目標は全国制覇。チームのためにいいプレーをたくさんしたい」と張り切る。

遠征も貴重な機会で、菊池監督は「バス1台でまとまっていく。団体行動からも学んでほしい」と成長に期待する。1回戦は神奈川の吉沢少年野球部が相手。敗者戦もある。

岸野・泉は23人選手23人(6年生6人)で岸野小グラウンドを拠点に週末や平日の夜間に練習。9月には野球指導者の「年中夢球」さんを講師に招き、講演や名物「パーフェクトノック」を受け、一体感を高めた。

↓ 三重で行われる全国大会に出場する岸野・泉スポ少

↓ チーム恒例のアメリカンノック

↓ 盛り上げ上手の菊池監督

同じく佐久市の野沢浅間キングスは、12月9、10日に明治神宮球場で開く「第4回くら寿司トーナメント・第17回学童軟式野球全国大会ポップアスリートカップ(全国学童野球振興協会主催、山本昌大会長)に出場する。

野沢浅間は6月のマクドナルドトーナメント学童県大会を制し、8月の全国大会でも1勝している強豪。全国大会には各地のブロック予選を勝ち抜いた17チームが出場する。

↓ 6月の県大会を制し、全国大会に出場した発足1年目の野沢浅間キングス

また9月の県学童軟式野球選手権秋季大会を初制覇した長野市の長野西部クラブは、12月9、10日に石川・こまつドームで開く松井秀喜旗争奪第19回学童野球大会(北信越の8チーム)に出場。長野西部は1回戦で輝プリンセス(石川)と対戦する。

↓ 秋季県大会を制した長野西部クラブ

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