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【高校】岡谷東OB有志が高校再編を見据えて総会

岡谷南高校との再編が計画されている岡谷東高校の野球部OBOG有志が、再編後の支援体制づくりを見据え2月24日、岡谷市内で総会を開いた。歴代監督やOBOG20人余りが出席し、まずはネットワークづくりから動き出すことを確認した。

↓ 岡谷東高野球部のOBOG総会

県教委の再編計画では、岡谷東と岡谷南両校を再編し数年後に新校の設置を地元に打診している。

岡谷東野球部は、1987年の男女共学化とともに創部。37年の歴史を刻み、多くのOBOGを輩出したが、近年は部員の減少が顕著で連合チームでの出場が続いていた。3月に卒業を控えた3年生1人が昨夏に引退して以降、選手は0になっていた。

同野球部のOB会は以前は存在したものの近年は活動がなく、OB会名簿もない状況だという。そこで再編後を見据えて、応援体制を整備しようとOB有志が声を掛け合い、総会を催した。

歴代監督の6人も出席した。このうち初代監督を務めた西條浩章さん(元県高野連会長)が代表で挨拶。1期生9人でグラウンドを転々としながら練習したことや、彼らが3年夏にサヨナラコールド負けで1人の選手を出場させられなかった苦い思い出も語った。西條さんは7年間監督を務め、「その後の土台が出来たならうれしい。新しい形で皆さんと野球を通じたつながりができるといい」と期待した。

OB会有志代表の両角純平・現松本美須々ヶ丘高野球部監督(39)は「南高と手を取り合って新校へのバックアップ体制をつくるためにも、東高のネットワークをさらに広げ一枚岩になる必要がある」と挨拶した。

懇親会も開き、専用LINEチャットへの登録を進めた。

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