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【リトルシニア】小諸と安曇野南が来春の全国選抜に前進

リトルシニア信越連盟新人順位決定大会
(10月20日・松川川西球場)

来年3月の全国選抜大会につながる新人戦は、10月13日までに信越連盟の3ブロックでトーナメント戦を行い、東北信ブロックは小諸、中南信ブロックは安曇野南、新潟ブロックは新津五泉村松がそれぞれ制した。全国選抜の信越連盟から出場枠は3で、この3チームが推薦され、来年2月に正式決定される見込み。

20日にはブロック1位の3チームによる順位決定戦(1~3位決定戦)が行われ、全チームが1勝1敗で並び得失点率で1位小諸、2位新津五泉村松、3位安曇野南となった。

これまで信越連盟に全国枠が通常4つあり、各ブロック2位同士による4~6位決定戦が行われたが、今回は行われなかった。

▽順位決定戦
小諸11-4安曇野南
(6回コールド)
安曇野南9-6新津五泉村松
新津五泉村松6-2小諸

【小諸】

↓ 信越1位通過となった小諸


小諸は全国選抜が決まれば昨年春以来、2年ぶりの出場になる。そのときに新1年生ながら出番のあった竹井らが中心選手になり、投打にバランスの取れたチームに成長してきた。

前チームの3年生が3人と少なかったこともあり、現2年生は経験を多く積んできた。その中でもエース竹井、ショート櫻井が3番、1番にそれぞれ座り、攻守の軸になってきた。

依田功監督は「守りを中心によくできた」と東北信ブロック大会を振り返るように、3試合で計5失点に抑えたディフェンスを評価。さらにここ1カ月で打撃強化にも力を入れ、4番の北山らが力をつけてきた。

菊原主将は「守りでリズムを作って、攻撃でチャンスをものにできた。試合の入り方やピンチでの守り方を春までに修正していきたい」と収穫と課題を持ち帰った。

<東北信ブロック>
▽2回戦
小諸4-1須坂・長野若穂
▽準決勝
小諸7-2中野
▽決勝
小諸12-2上田

<小諸メンバー>
氏   名 中学・学年
竹井 楓馬 佐久東2
柳澤 征和 中込1
堀部 宇夏 芦原2
友利 歩真 浅間2
北山 凌士 浅間2
櫻井  蓮 中込2
鈴木 太徠 中込2
米川 來空 臼田1
塚田 絢人 軽井沢2
菊原 幹太 浅間2
荻原 和恋 御代田2
土屋 柚季 中込2
新海 成己 臼田1
青木 幸大 軽井沢2
勝山 琉星 浅間2
土屋 優心 中込2
相馬 圭佑 野沢2
油井 創矢 浅間2
中島 滉琉 小諸東2
角地 興斗 浅科2
市川 新太 立科2
鷹野  陽 浅科1
大工原悠晴 臼田1
林  璃音 御代田2
小林 優斗 芦原2

【安曇野南】

↓ 中南信ブロックを制した安曇野南


昨秋は中南信ブロック2位から信越連盟4~6位決定戦に進み、4位で今春の全国選抜に初出場を果たした安曇野南。しかしこの秋は丑山潔監督の「できるものなら優勝してみろ」のげきにナインが一発回答した。

中南信ブロック初戦で難敵の伊那を6-3で退けると、攻守がかみ合った試合運びで初制覇。大半の試合で右スリークオーターのエース二茅が抜群の安定感を発揮しゲームメークした。

打線は足のある赤羽、藤澤、海老原の1~3番がチャンスをつくり、神田、高見澤の4、5番がかえすパターン。下位打線も小技を絡めてつなげるようになったことで得点力が上がった。

前チームからの主力でライト海老原主将は「二茅は球威があり、制球もいいのでポジショニングしやすい。守備からリズムをつくって攻撃につなげられた」と、一連の新人戦でチームスタイルが確立した。

<中南信ブロック>
▽1回戦
安曇野南6-3伊那
▽準々決勝
安曇野南8-0諏訪
▽準決勝
安曇野南9-1塩尻
▽決勝
安曇野南5-3松本南

<安曇野南メンバー>
氏   名 中学・学年
二茅 大斗 高綱2
荻原 健斗 松島2
小林 優吾 松島2
荻原 大貴 梓川2
神田 圭佑 豊科南2
赤羽 倖生 波田2
藤澤 宏斗 三郷2
高見澤昊佑 梓川2
海老原悠人 松島2
宮澤 智輝 豊科南2
塩澤 佑太 豊科北2
椎屋 隆佑 梓川2
山口 旺助 梓川2
滝澤 智琉 松本国際1
等々力大輔 才教学園1
中原 叶翔 鉢盛1
大倉 颯真 三郷1
中村 颯大 鉢盛1
竹内 悠之 菅野1
中澤  煌 梓川1
柳原 遙仁 女鳥羽1
手塚 陽都 女鳥羽1
山﨑 翔太 豊科南1
佐々木志竜 松島1
中川みなみ 高綱1

▼順位決定戦の模様はこちら▼
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