【大人まとめ】主要大会で県勢は苦戦の秋
秋は大人(社会人)の主要大会が目白押しだったが、県勢は苦戦を強いられた。ナインズが取材できなかった成人・社会人(一部高校)の主要な大会の結果をまとめた。
【一般軟式】
天皇賜杯第79回全日本軟式野球大会ENEOSトーナメント
(9月14~18日・静岡)
長野松代総合病院は初戦突破
県代表として2年ぶりに出場したJA長野厚生連長野松代総合病院は、1回戦を突破したが2回戦で惜敗。2年前も初戦(2回戦)を突破したが次戦で1点差負けしており、2勝目が壁になっている。優勝は東京都第一代表のゴリラクリニックベースボール。
▽1回戦
長野松代総合病院
001100310 6
000011001 3
サンデン・リテールシステム(群馬)
長)中山、鈴木―徳光
サ)川井、小畑、佐川―周藤
三=池田(長)
二=池田(長)、周藤2(サ)
▽2回戦
長野松代総合病院
000000030 3
000030001 4
大和ガス(奈良)
長)金子、手塚、中山、池田―徳光
大)田中、石原、山本―小山
二=池田、徳光(長)、西脇(大)
第78回国民スポーツ大会軟式野球
(10月11~14日・佐賀)
チームながのは初戦延長敗退
選抜編成の長野・チームながのは1回戦で強豪の東京・キャプティと対戦。2-2で両者譲らず延長に入り、なおも決着がつかずに15回からタイブレークに突入。表の長野が1点を勝ち越したがその裏、力投のエース八幡が2死満塁から満塁弾を浴びて逆転サヨナラ負けした。長野は昨年に続く初戦突破はかなわず、得点も得られなかった。東京は5位。優勝は福島・相双リテック。
↓ 佐賀国スポに臨んだチームながの
▽1回戦
長野
000200000000001 3
010010000000004x 6
東京 (延長15回)
長)八幡―徳光
東)八幡―高橋建、高橋遼
本=伊藤(東)
【高校軟式】
第34回北信越地区高校軟式野球大会
(10月26、27日・富山)
県勢決勝は松商が圧倒V
県1位の松商学園と同2位の長野工が出場し、決勝は県大会決勝と同じ松商―長野工のカードとなり、県大会同様に松商が大差で優勝を飾った。
県勢同士の決勝は2年連続。県内には加盟校が9校あるが、富山、新潟は部員がそろい出場できるのは1、2校ほど。石川、福井には加盟校がない。北信越の枠組みが転機を迎えつつある。
▽1回戦(準決勝)
長野工11-0富山商
(5回コールド)
松商学園3-0新潟商
▽決勝
松商学園
301300112 11
000030000 3
長野工
松)齊藤、宮島、海老原、佐伯、本木―小池
長)小田切、稲田―服部
二=髙橋(松)、稲田(長)
【社会人】
第48回全日本クラブ選手権大会
(8月31日~9月4日・栃木、群馬)
昨年4強の千曲川クは初戦敗退
昨年4強の千曲川クラブは1回戦でマツゲン箕島硬式野球部(和歌山)と対戦し、1-7で初戦敗退となった。マツゲンがそのまま勝ち上がり、優勝した。
千曲川投手陣は序盤から適時打、本塁打を許し、計14安打されて7失点。打線もマツゲンの2投手を前に1安打1得点に抑え込まれて反撃できなかった。
▽1回戦
千曲川クラブ
001000000 1
22020010X 7
マツゲン箕島
千)井関、名取、和田、村松―永田
マ)奥田、坂本―藤田
本=中山(マ)
二=松田(マ)
第49回日本選手権最終予選北信越大会
(9月20~22日・佐久総合運動公園)
信越クラブ(長野市)は決勝に進んだが、バイタルネット(新潟)に中盤突き放され3-9で敗れ、2年連続の本戦出場を逃した。
信越は3回、3番百目鬼、4番大川の連続適時打で逆転したが、すぐに投手陣がつかまり逆転された。4投手でつないだ信越クだが、計12安打(うち長打は本塁打を含む6本)と打ち込まれて突き放された。
▽1回戦
ロキテクノ富山9-2FedEX(塩尻市)
▽準決勝
信越ク2-1IMF BANDITS富山
▽決勝
バイタルネット
001220202 9
002000010 3
信越クラブ
バ)江村、永島、齋藤―菅井
信)佐渡、大島、酒井大、宮野ー原
本=浪川(バ)、大川(信)
三=三井、三原、小川(バ)
二=三井、大橋、菅井(バ)百目鬼、山田(信)