Colaboと角田由紀子弁護士の利害関係—Colabo
暇空茜[傍流編6]-(松沢呉一)-[無料記事]
「Colaboとその弁護団と「支える会」から少女たちを守れ!!—Colabo×暇空茜[傍流編5]」の続きです。
弁護士と依頼者との間にある利害関係を明示するルール
あけましておめでとうございます。一昨日の夜からなんかダルいなと思っていたのですが、昨日から発熱。コロナかインフルエンザかなんか知らんけど、今日はずっと寝てました。毎年2日3日は銭湯の朝湯に行くのを楽しみにしているのですが、今年はやめておいた方がよさそうです。
寝ながら考えていたことがあります。論文ではその論文を書くための研究費、調査費はどこが出しているのかを記載するのがルールです。A製薬の金によって、A製薬の薬品についての研究論文であることが明記されていたなら、手心が加えられている可能性を念頭に入れて読むことができるため、おかしな点に気づきやすくなります。
人間は金が大好きなので、忖度している自覚がなくても、金の提供元に有利な結論を出してしまうことを完全に防ぐことはできないですから、読む人がその点を考慮できるようにするルールは好ましいと思います。
同じルールを弁護士にも適用してはどうかと閃きました。手弁当でやることもありますが、ほとんどの場合、弁護士は依頼者からの報酬を得ることは誰でも知っているので、改めて告知する必要はないですが、それ以前から利害関係にある場合はそれを明示する。「この弁護士は顧問料を得ているので、こんな事件でも無理な弁護をするのね」とわかれば、理解がしやすくなります。
裁判所の判断がそれで狂うことはないにせよ、記者会見など、一般向けの発言において「無茶苦茶なことを言っていると思ったら、利害関係があるのか。事実よりも金が大事な弁護士ってことだな」と納得できます。
なんてことになると、研究者や弁護士に限らず、あらゆる人があらゆる事象に対して意見を言う場合は、自身の利害関係を明示する必要が出てきてしまって、実現は不可能ですけど、バイアスが働きうる利害関係を見出した時は、多くの人が判断する際の参考にできるようにした方がいいと思いました。
✳︎「日本学術振興会」のサイトより、科学研究費の助成を受けた場合の表示ルール
角田由紀子弁護士とColboのベッタベタな関係
Colaboはこんな講座を予定しています。
生活保護費を詐取する方法を伝授してくれる講座ではないので、くれぐれも誤解のないように。
ここまでの疑惑が出ている中、講師をやる勇気のある人々。
なるほどなあ。角田由紀子弁護士はColaboのお仲間の「ぱっぷす」の前身の代表であり、この界隈とベタベタ、ズブズブの関係であることは明らかですが、Coaboから講師料として金を得ている可能性が高い。Colaboが不法、不当、不正な貧困ビジネスの団体であることを知らなかったら、金を得ていても善意の取得者でありますから、責任は限定的ですが、もし知っていた上で金を得ていたなら、懲戒は必至。弁護士資格剥奪でいいでしょうし、その手法を指南していたり、申請の際に立ち会っていたら、刑事的責任を問われるでしょう。
そのくらい重大な疑惑がさまざま出ているのですから、あの意味不明な記者会見での発言が解釈しやすくなります。必死なあまり、角田由紀子弁護士は何の関係もないAVを持ち出して印象操作をしようとして大失敗しましたが、その心のうちは理解しました。
Colaboが不法、不当、不正な貧困ビジネスの団体であると決定したわけではないですが、裁判や東京都の指導を待たずして、証言者によって確定できる部分があるかもしれないので、議員たちの裏とり作業の結果を待ちます。
続きます。