松沢呉一のビバノン・ライフ

銭湯で生き違えた中孝介—次回の「月刊 生き違い新聞」は4月18日(金)-(松沢呉一)-(無料記事)

 

またひとり生き違えた

 

vivanon_sentence昨日、銭湯では、以下の話で盛り上がってました。

 

 

私もこの報道は銭湯に行く前に見ていたのですが、「歌手の中孝介」って誰か知らん。

検索したら、この曲の人でした。

 

 

この曲は聴いたことがあります。有線とかそういうレベルですが、いい曲やね。

撮影場所は歌舞伎町北新宿東新宿河田町あたり。つまり全部新宿区内じゃないかと思われるのですが、半世紀くらい前の新宿っぽい。あるいは沖縄出身者らしき顔立ちの人が出ているため、沖縄の空気まで漂います。

中孝介はゲイであることを公開していなかったそうなので、バレバレになってしまいましたが、そんなに大きなダメージにはならないタイプではなかろうか。今後は堂々「私の花 チンポ」と言えばいい。

でも、銭湯で寝ているノンケのチンポに手を出した、あるいは口を出したのは印象悪いっすね。あんな曲を歌ってんのに。それとこれとは関係ないんだけどさ。

それなりに知られているんだから、自重すればいいのですが、ひょんなことから、人間は生き違えるものです。

 

 

この銭湯はどこか

 

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で、この銭湯はどこだろうとの話になっていて、私もそれは考えました。

被害者が休憩室で寝ていたということなので、男湯の中に休憩室が設置されていて、洗い場や脱衣場からは見えないか、見えにくい構造になっているのでしょう。こういう銭湯は確かにあって、マッサージチェアが置かれていたり、ビーチチェアが置かれていたり、小規模なアスレチックジムっぽくなっていたり。

あるにはありますが、それほど数は多くなく、品川区内に1軒か2軒しかないはずですから、特定するのは難しくない。こういう銭湯はハッテン場になりやすく、そこにいるのはゲイに違いないと思い込んだのか、ノンケが好きなのか。ゲイにモテそうですが、予定調和ではない冒険を求めるのがいるのです。

ほとぼりが冷めたら、「私はこうして銭湯で生き違えた」というテーマで語ってくれないかな。ギャラは3,000円。

次の「月刊 生き違い新聞」のは4月18日(金)です。

 

 

 

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