『約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語』 -川島なお美絶賛!リビドー全開!天使と未亡人とくんずほぐれつワイン造り [♪akiraのスットコ映画の夕べ]
『約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語』(2009/仏・ニュージーランド)
監督 : ニキ・カーロ
出演 : ジェレミー・レニエ、ギャスパー・ウリエル、ヴェラ・ファーミガ
川島なお美絶賛! と書いてあるだけで既にヤバげな雰囲気。というかむしろ川島なお美しか絶賛してくれなかったんじゃないだろうかというぐらいのスットコな作品はこんな内容です。
1808年ブルゴーニュ。ブドウ畑で収穫をする小作人ソブラン(ジェレミー・レニエ)は、美しい娘セレステ(ケイシャ・キャッスル=ヒューズ)と視線を交わした途端に、晴天の衆人環視の中、いきなり彼女を押したおす! 慌てて止めに来たソブランの父親、「つきあうんじゃない! この娘の父親は異常者なんだぞ!」…って、まっ昼間の野外、子供も見守る中でコトに及ぼうとする息子の方が異常だと思いますけどね! これといった展望もなく、なんとなく醸造主任を目指すソブランだったが、ある晩、酔っぱらってブドウ畑をうろうろしていると、目の前に半裸の美形のにーちゃんを見つけた。
よく見たら背中にデカい白い羽が!!! うっそー天使!? マジ???
とびっくらこいて気絶するソブラン。目を覚ますと、立派な胸板の天使の懐に抱かれていた。(しかし天使というより2004年映画版『デビルマン』のシレーヌにしか見えないチープ感。しかも足元はレギンスというかパッチ)「よく寝てたよ」とかいきなり胸部丸出し男に言われて面食らったが、そこはとりあえず天使。何か望みをかなえてくれないかと相談したところ、「尾根にブドウを植えろ」「彼女に手紙を書いて思いを伝えろ」と言われ、落ちていた羽根でペンを作ってセレステにラブレターを書くソブラン。
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