シーホース三河 vs 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ (1/20)試合後コメント
【試合結果】
2023-24B1リーグ戦第18節
2024年1月20日(土)@岡崎中央総合公園総合体育館 4199人
シーホース三河 91-85 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
【試合後コメント】
ライアン・リッチマンHC (シーホース三河)
名古屋Dさんによいスタートを切らせてしまいましたが、それでも変わらず選手たちはゲームプランを忠実に遂行してくれました。それが勝利に繋がったと思います。
選手たちは自分たちがやるべきこと、特にペイントエリアを守るということをやり続けてくれました。誰1人個人で打開しようとせず、チームで難しい状況を打破してくれました。それは21アシスト10ターンオーバーという数字にも表れていると思います。
名古屋Dさんはよいコーチとタレントのある選手がいる素晴らしいチームです。明日は今日と同じレベルのプレーでは勝てない。今日以上のプレーが必ず求められます。ただ今日は、勝利のためにやるべきことをやってくれた選手たちを本当に誇り思える試合でした。
―立ち上がりに相手に主導権を取られた中で、どのような修正をしたのでしょうか。
まずはターンオーバーをしないようにと伝えました。名古屋Dさんはディフェンスでチェンジングを入れてきていたので、相手がどういうディフェンスをしているのか早めに判断して、正しいスペーシングをとるという点を選手に話しました。
前半はオフェンスリバウンドを相手に取られて苦しめられていましたが、3Qはしっかり修正できました。しかし間違いなく言えるのは、リバウンドを改善しないと明日の勝利はないということ。しっかりと修正していきたいと考えています。
西田 優大選手(シーホース三河)
相手にリバウンドを取られて二桁点差をつけられた時間帯に、しっかりとリバウンドを取り切って走れたことで、自分たちのペースになっていったと思います。逆に自分たちが10点離した後、点差を縮められそうになりながらも我慢し続けることができました。ああいう展開になれば勝てるという自信も少しずつついてきています。プラン通りに進められたというか、自分たちのスタイルで戦えたと思います。
(勝因としては)やはりリバウンドの部分が一番大きかったと思います。相手にリバウンドを取られてしまうと速い展開でバスケをしたい時間帯でもできなくなるので。
―最後の連続得点は、エースとして自分が決めてやるという気迫を感じました。
前半から身体の感じも良かったですし、今日は中までアタックできそうだなという感覚もあったので、自分でも行こうとは思っていました。
あれだけプレッシャーをかけられても焦らなくなったのは、ボールを託してもらえていることが大きいです。ライアン(リッチマンHC)が僕を信頼してくれているのがすごく伝わってきていますし、僕もライアンについていけば成長できると感じています。お互い信じ合って、練習からできているのが一番大きいと思います。
―この1ヶ月くらいは、その日調子のよい選手を生かしていく効率のよいオフェンスができている印象があります。
ライアンがそれぞれの強みを生かすようなセットを組んでくれている上で、その日調子がよい選手が特に生きるようなセットを使うので、それがドンピシャではまっているのだと思います。
―シーズンも折り返しですが、目指しているチームに近づいている感触はありますか。
これができたら100%という、求める「100%」のレベルがどんどん上がっている。それがチームがよくなってきている要因の一つだと思います。まだできていない課題に関しても、チームの中で共通認識があって、少しずつ修正できている手応えがあります。
ショーン・デニスHC(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
相手にペイントに簡単に入られ過ぎたこと、最近の課題であるポゼッションゲームで負けたことが敗因だと思います。
それぞれにディフェンスが機能した場面もありましたし、相手のラッキーなショットが入ったところもありました。その中でも頭を下げないで戦い続けたところを評価しています。
齋藤 拓実選手(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
ポゼッションゲームが大事だという話は試合前からしていましたが