[愛B Café]AICHI BASKETBALL CAFE

シーホース三河 リッチマンHC、角野亮伍選手、シェーファー アヴィ幸樹選手 A東京戦(4/6)試合後コメント

【試合結果】

2023-24B1リーグ戦第30

日(土)@国立代々木競技場 第2体育館

アルバルク東京 57-69 シーホース三河

 

【試合後コメント】

ライアン・リッチマンHC(シーホース三河)

 全体的に良かったと思います。A東京さんはサイズがあって、フィジカルが強く、タレントのある選手、素晴らしいコーチがいるチームだということは分かっていました。そこに対して、1Qは自分たちの遂行すべきことをできなかった時間帯がありましたが、2Q以降はそのレベルにアジャストすることができたと感じています。A東京の強みであるセカンドチャンス、ペイント内の得点をしっかりと抑えることができたことが、良い結果につながりました。

先週の宇都宮戦での学んだことを活かし、この1週間はリバウンドを強調しながら良い練習をしてきました。特に今日は、ベンチメンバーがチームにエナジーを与えてくれました。中でも長野選手、シェーファー選手、角野選手の3人が流れを変えてくれました。なぜこのように試合ごとに活躍する選手が出てくるかと言えば、15人、16人で切磋琢磨しながら練習をしてきているからだと思います。 

―今3人の名前が挙がりましたが、特に角野選手は外国籍選手に対するディフェンス、そしてオフェンスと素晴らしい活躍だったと思います。彼の成長をどう見ていますか。

今シーズン、彼にずっと伝え続けているのは、君は素晴らしいシューターだが、ディフェンスやリバウンドなど、スクリーンの使い方・使われ方、ディフェンスでのポジショニングなど、シュート以外のあらゆる領域で成長してほしいということです。その言葉を受けて、しっかりとハードワークをして成長し続けてくれていることを誇りに思っていますし、信頼しています。

彼はチームメイトのことを信頼して、チームメイトからも愛され、ハードワークを率先して行ってくれる選手です。Bリーグはタフなリーグで簡単な試合は一つもない。その中で試合の勝敗を分けるのは細かな部分です。角野選手はそういう細かい部分の一つひとつを頑張ることができる選手だと思います。

  

角野亮伍選手(シーホース三河)

 僕たちが負けた試合は、リバウンドを取られてセカンドチャンスを与えてしまうとか、深いところにダックインされてインサイドを決められてしまうとか全て同じパターンです。特にA東京はそこが強いチームなので、全員で守ろうという意識で臨みました。

(外国籍選手にマッチアップしたディフェンスについては)ライアンHCはディフェンスでのやるべきことを明確にしてくれます。どれだけ疲れていてもそれを遂行できるかというところで、今日は、7割の出来だったので、良かったんじゃないかなと思います。

僕はスポットアップの3Pシュートがそれほど得意な選手ではないのですが、今日は(2Qに)ドライブから僕らしいプレーができたので、それがその後の3Pシュートが入った要因かなと思います。(2Qのドライブは)ドライブ中にメインデル選手がブロックに来そうだと感じたので、身体を当てたらどうにかなるかなと思って、少しタイミングをずらして狙いました。

(三遠、宇都宮戦の3連敗を受けて)負けた試合の後は常にみんなで話し合いをするんですけど、3Qで頑張って追い上げて4Qで詰めが甘くなって、力尽きて負けてしまうという部分が課題だと共有できていたので、今日はそこを締め直して勝てたというのは成長できた部分かなと思います。 

―リッチマンHCの会見で、シュートだけでなくあらゆる面で成長し続けてくれているという話がありました。 

三河での過去2年間は(鈴木)貴美一HCが自由にやっていいというスタイルだったんですけど、リッチマンHCは僕のできていることにプラスして「次はこういうことを試してみよう」と常にバージョンアップした自分で毎試合臨めるような声掛けと練習を組んでくれます。

今シーズン、何かが成長したというよりは、システムとしてチームが動く中でどうやって僕の持ち味を出せるのかを考えられるようになったところが成長したと思います。昨シーズンまでは個人でどう打開するかというような感じだったんですけど、今年はしっかりとスクリーンをかけてくれるフォーメーションがあったり、僕の強みであるドライブなどを活かしてくれるプレーがあったり、僕がやりやすいようにバスケをさせてもらえています。今日はアシストも3つできていますし、そういう意味でも期待に応えられたのかなと思っています。

―Game2に向けて

A東京はあと勝でチャンピオンシップ(CS)出場が決まる状況です。今日よりも強いフィジカルと気持ちで臨んできると思うので、僕たちはアウェーですけど迎え撃つ気持ちでやりたいと思います。僕たちもSR渋谷さんと川崎さんが3ゲーム差まで詰められているので、強豪相手に連勝できればCSに向けて自信になるし、勢いに乗っていけると思うので、上位チームをどんどん倒して、なるべく早くCSを決めたいと思います。

  

シェーファー アヴィ幸樹選手(シーホース三河)

―古巣との対戦について

実はA東京を離れてから、A東京のホームで試合をするのが初めてなので、めちゃくちゃ意識していました。試合前にアナウンスをしてくださったり、たくさんの方に声をかけていただいてすごく楽しかったです。(アナウンスの後にダンクを披露して会場が沸きましたが、)あれはたまたまダンクしようと思っていたタイミングでアナウンスされただけですが(笑)、気合はめちゃくちゃ入っていました。

個人的な気持ちもありましたが、3連敗していたので、トップ3(三遠、宇都宮、A東京)との5連戦で全敗するわけにはいかない、悪い空気を断ち切らなきゃいけないという意識を全員が持っていたので、チームとしても気持ちが入っていました。

三遠、宇都宮と対戦して、負けはしましたが、全然差はない、あと少しのところまで来ているとチームとして感じていたので、下を向くことなく、むしろ「今日はいけるぞ」という気持ちで試合に入れたので、それが良い結果につながったと思います。

―今日は7リバウンドを記録しました。

A東京はディフェンスがすごく良く、セカンドチャンスポイントを稼ぐチームなので、リバウンドとセカンドチャンスポイントを絶対に止めなければいけないと試合に臨みました。リハビリの間にリバウンドでの身体の当て方などをすごく勉強してきて、復帰後とても感触がいいので、今日もリバウンドを絶対に取り切るという気持ちで入って、それが良い形となって表れたと思います。

Game2は、今日できたことをやり続けるのはもちろん、それ以上のことをやらないと勝てないと思うので、モチベーションを高く持って2連勝を勝ち取りたいです。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ