2024年01月28日 20時54分　
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タグ : アーロン・ヘンリー • ファイティングイーグルス名古屋 • 試合後コメント

【試合結果】

2023-24B1リーグ戦第19節

1月28日（日）@名古屋市枇杷島スポーツセンター  2807人

ファイティングイーグルス名古屋 80–67 サンロッカーズ渋谷

【試合後コメント】

川辺 泰三HC　（ファイティングイーグルス名古屋）

連敗をしていた中で、勝利の大切さを再確認できた試合になりました。昨日も今日も、「試合に出ている・出ていない、プレータイムが多い・少ないに関わらず、全員で勝利のために出し切ろう」と話をして、選手たちが「絶対に勝つんだ」という気持ちをコートで表現してくれました。

ジョシュ・ホーキンソン選手は昔一緒にやっていた選手なので、彼が出場できなかったことは残念ですし、早く治ってほしいと願っています。

僕たちもフルメンバーがそろって戦えたのはまだ１試合しかありません。ケガと付き合いながら戦わなければならないタフなリーグですが、しっかりと成長しながら、目標を達成できるように進んでいきたいと思います。

―アーロン・ヘンリー選手が30得点6リバウンド7アシストと素晴らしい活躍でした。

（エヴァンス）ルークがケガで離脱していた中で、アーロン（・ヘンリー）が（本来のSFとは）違うポジションで出場しなければいけない状況が続いていました。ようやくルークが復帰して、馴染んできたことで、ディフェンスやトランジションなどの連携の部分が見えてきました。もちろんアーロンの個人技は光っていましたが、ルークの3Pシュートも素晴らしかったですし、チームとしてポジティブな材料だと捉えています。

―2戦連続で60点台に抑えたディフェンスについての手応えについて聞かせてください。

昨日今日と、ディフェンスもオフェンスも本当にゲームプラン通りによく戦ってくれたと思います。昨日はフリースローが50%台、3Pシュートが20%台と、決め切るという部分についてはまだ課題ではありますが、今日のように決めることができれば得点が取れることを証明できました。ディフェンスのところでは、最後は3Pシュートを簡単に決められるところがありましたが、それ以外は集中して遂行できたと思います。

アーロン・ヘンリー選手（ファイティングイーグルス名古屋）

勝利できたことが何よりもうれしいです。今シーズンはケガ人が多く、全員で練習できたことがほとんどない困難な時間を過ごしてきました。今週ようやく全員が戻ってきた中で、チーム全員で掴み取ったこの勝利は本当に大きな意味があると思います。

連敗がずっと続くことはないとチーム全員がわかっていて、昨日も勝てた試合でしたし、「だからこそ勝ち切るところまでやろう」と練習中もミーティングでもポジティブな雰囲気で話し合っています。

自分たちのやるべきことをやった結果として勝利がついてくると思いますし、この一週間準備してきたことを出した結果が今日の勝利につながりました。これからもこういう勝利をチーム全員で狙っていきたいと思います。

―30得点6リバウンド7アシストと素晴らしい活躍でしたが、どのような点にフォーカスして試合に臨みましたか。

試合前に考えることは毎試合同じです。勝つという最終的な目標を達成するために、自分に与えられた役割を遂行すること。結果としてこのような素晴らしいスタッツを記録できたことは本当にうれしいですし、チームメイトに感謝を伝えたいです。

リングに向かってアタックすることは常に心がけています。ただ私はバスケットのことはよく理解しているつもりでいるのですが、Bリーグにまだ慣れ切っていないところがあります。ファウルの基準についてもまだ完全には理解できていない部分がありますが、1つ２つファウルをされてもしっかりとアタックして得点を取り切るところまで行かないとこのリーグでは活躍できないとだんだんわかってきました。 

―今日のMIPはルーク選手でしたが、チームメイトがアーロン選手もMIPだとヒーローインタビューに行くように促す場面がとても印象的でした。

8月に日本に初めてきて以来、本当にみんなに助けてもらって、日本の生活に適応できています。オンコートだけではなくオフコートでもクラブ全体が自分のために尽くしてくれていることが、この結果に繋がっていると思います。

ロッカールームでも国籍に関係なく、みんなで和気あいあいと接することができています。練習では時々ぶつかることもありますが、それは勝利のためであって、みんなが正しいメンタルを持っているチームだと感じます。

連敗が続いていたので、雰囲気が悪くなっていると思われるかもしれませんが、自分たちがしっかりと成長できていることをコーチたちがミーティングで示してくれるので、結果にあまり左右されることはありません。正しい方向に向かっているのを全員が実感しながらシーズンを過ごすことができています。