【Wリーグ】トヨタ紡織サンシャインラビッツ ルーカス・モンデーロHC、東藤なな子選手 トヨタ自動車戦(2/24)後コメント
【試合結果】
23-24 Wリーグ レギュラーシーズン
2月24日(土)@豊橋市総合体育館
トヨタ自動車アンテロープス 60-57 トヨタ紡織サンシャインラビッツ
【試合後コメント】
ルーカス・モンデーロHC(トヨタ紡織サンシャインラビッツ)
優勝候補で、現在リーグ1位のトヨタ自動車に対して、あと少しで勝てるところまで戦えた、最後のシュートが決まっていたら勝てた可能性があったので、すごく悔しいです。ディフェンスのスイッチミスがあったところで、3Pシュートを決められてしまったのが悔やまれます。負けてしまったのでもちろん喜べないですが、選手がすごく戦ってくれたことを非常に誇りに思います。選手の選手のフィジカルとメンタルが少し心配ですが、明日の試合までにしっかりとリカバリーしたいと思います。
―モンデーロHCにとっては古巣との対戦で、トヨタ自動車の選手の特徴を熟知していると思います。その上で、今日の試合はどこにフォーカスしましたか。
トヨタ自動車にはオリンピック予選でMVPを獲った山本(麻衣)選手がいます。第一に山本選手を抑えることにフォーカスしました。他の国は彼女を止めることができなかったのですが、私たちはうまく抑えられたと思います。
―東藤なな子選手が山本選手に仕事をさせなかったのが大きかったと思います。
その通りです。アクティブに守っていたし、ディナイもできていたので、(山本選手に)簡単にパスを出せなかったと思います。
4Qのラストポゼッションはフリーを作れていたのですが、(決め切ることができなかったのは)ほぼフル出場で頑張っていたので、力尽きたんでしょうね。最後まで戦い抜いてくれた東藤選手を本当に誇りに思います。
東藤なな子選手(トヨタ紡織サンシャインラビッツ)
個人的にターンオーバーや攻めきれなかったところがあり、最後もフィニッシュで決めきれなかったので、今回は自分が負けた原因だと思っています。切り替えて、明日勝つしかない。
今日は自分たちのバスケが出来ない時間が長かったんですけど、そこをディフェンスで持ち堪えることができました。(山本選手へのディフェンスは)得点力の高い選手なので、ボールを持たせないように身体を当てて守ることを練習してきました。しっかりと遂行できたと思います。
トヨタ自動車戦に向けてはフィジカルを意識してやってきたので、当たり負けしないように練習中から攻守でやり合ってきたことで、ディフェンスの強度は上がってきています。それを維持しながら得点力をつけていけばどこのチームに対しても勝てるチームが作れると手応えを感じました。
―OQTのメンバーからは外れてしまいましたが、ここからまたパリオリンピックに向けて競争が始まります。
代表ではシューターだったりハンドラーとして使われたりとポジションが定まらない状態で、自分自身も少し迷いがありました。今回メンバーから外れたことで、そこにフィットさせるのではなく、自分のプレーを出していこうと気持ちが定まりました。自分のプレーのレベルをもっと上げていかないと代表入りはできないとも実感もしたので、ドライブに行った時の判断や3Pシュートの確率など、自分の持っている力をもう一段階ずつ上げていこうと選考に落ちてからずっと取り組んできました。
自分の目標はオリンピックに出ること。だからと言って、自分の軸をぶらすのではなく、その軸を大事にして、オリンピックに向けて頑張っていきたいと思います。