【Wリーグ】デンソーアイリス 髙田真希選手、馬瓜エブリン選手、赤穂ひまわり選手 姫路イーグレッツ戦(3/17)試合後コメント
【試合結果】
23-24 Wリーグ レギュラーシーズン
3月17日(日)@ウィングアリーナ刈谷
デンソーアイリス 84-47 姫路イーグレッツ
【試合後コメント】
髙田真希選手(デンソーアイリス)
―最終節は2連勝となりました。レギュラーシーズンの振り返りをお願いします。
レギュラーシーズンを通して、自分たちのやるべきことが少しずつ良くなってきて、終盤にかけて少しずつ完成形に近づいてきたという手応えがあります。
プレッシャーをかけて、相手のミスを誘ったり、苦しいシュートを打たせてリバウンドから速い展開につなげていくというのがいま自分たちが築きあげていっているスタイル。今日の出だしや3Qは理想的な形が出せましたが、やはり40分間自分たちのバスケットをすることが重要になってくるので、スタートで出る選手も途中から出る選手も全員がディフェンスから入るという意識を持たなければいけない。まだ40分間通してできていないところも多かったので、もっともっとチームで高めていきたいと思います。
―皇后杯の優勝したことで、その後のチームに変化はありましたか。
みんな自信をつけたのかなというのは感じています。皇后杯の後のリーグ戦でも勝ちも負けもありましたが、今までだったら競り負けていたところを逆転できたゲームもあるので、最後まで諦めなければ自分たちなら勝てるという、気持ちの部分での成長をすごく感じています。
―気持ちという部分では、エブリン選手が加入し、リーダーシップを持った選手が多くなったことも大きいのではないでしょうか。
もちろんエブリンが入ってきてチームを鼓舞するのもそうですし、プレーで引っ張っていってくれる選手が一人でも多くいるのはすごく心強いです。それにみんながしっかりとついていって、「自分が」という気持ちが芽生えてくる場面が増えてきたと感じています。エブリンが入ったからというものありますが、今までいた選手が力をつけてきたというのも大きいと思います。それぞれのタイミングがうまく重なって、今シーズンはすごく自信になる試合が多かったですし、なにより練習をすごく頑張っていることが結果につながっていると感じています。勝ちたいという気持ちはたぶんうちのチームが一番強い。その気持ちがプレーの変化につながっていると思います。
―髙田選手個人としては、初の3P女王に輝きました。
思い切ってシュートを打つことが成果につながったと思います。でもそれは一人でできたことではなくて、チームメイトの動きの中でノーマークが作れてシュートを決めきれたのが要因だと思います。そこがいま、自分の武器でもあり、チームの武器、日本の武器の一つになっている。自信を持って打ち切らないと、特に海外では通用しないので、身長の大きな選手を相手に打ち続けてきたことが良かったんじゃないかなと感じています。
―最初で最後のホーム戦、多くの方が見にきてくれました。
すごく気持ちが入りました。最終戦ではありましたが、プレーオフに向けてパワーをもらえるというか、背中を押してもらえる雰囲気を作っていただきました。最後にホームで試合をできてよかったです。
―プレーオフに向けて、意気込みをお願いします。
どこが相手でも自分たちのやるべきことは変わりません。負けたら終わりなので、責任感を持って、一戦一戦、目の前の試合に全力を出し尽くしたいと思います。リーグ優勝は、短期決戦の皇后杯と違って、レギュラーシーズンを戦って自分たちが積み重ねてきたものなので、別の重みがあります。技術的な部分よりも戦い抜く気持ちの部分が大事になる。自分がしっかりとチームを鼓舞できたらと思います。
馬瓜エブリン選手(デンソーアイリス)
みんなが一緒に成長していく姿を間近で見られてすごく良かったですし、自分自身もチームにパワーを与えられたんじゃないかなと思っています。
以前はどちらかというと自分が点を取らなきゃみたいなところがあったのですが、いまはみんながどんなふうにプレーしているのかを見ながらプレーをしているので、うまく使い分けができていると感じています。いまのチームは全員がリングにアタックできるのが強いと思う。体を張ってディフェンスをしてそこからオフェンスにつなげていきたいです。
(今季のWリーグは)どこのチームが勝つか分からないくらいレベルが上がっている。目標は優勝ですが、大事なことは先を見すぎず、目の前の試合に集中してプレーすること、その部分をみんなで共有したいと思います。
赤穂ひまわり選手(デンソーアイリス)
全試合勝つつもりでやってきたので、4回負けているという点については修正する必要がありますが、チームとしてはいいレギュラーシーズンになったと思っています。
今季は任せてもらえることが増えたので、選手としてはとても光栄なことだと思うし、任せてもらったからには完璧にやり遂げたいと思っています。
プレーオフに残るチームはどこも強いですが、しっかり準備をして戦えば勝てる相手。全試合勝つつもりで臨みたいです。優勝を目指しているので、一試合一試合デンソーのバスケをして、昨日は良くなかったけど今日立て直したみたいに、しっかり試合中にアジャストして、勝ち続けたいと思います。