【三河】#19 西田 優大選手「パリ五輪のメンバーに選ばれることを通過点にしなければいけない」
シーホース三河 西田 優大選手インタビュー (2024年6月1日取材)
―2023-24シーズンを振り返って
新体制となった今シーズンは最初からうまくいくことばっかりではなかったですし、最初の方は結果もついてきませんでした。それでも、みんなが同じ方向に向かって頑張って、11月のバイウイーク以降はどんどんどんどん自分たちのバスケを突き詰めていけるようなチームになったと思うので、個人としても、チームとしてすごく成長できたシーズンだったと思います。
ライアン(・リッチマン)HCは周りを巻き込むのがすごくうまい。最初は不安もありましたが、練習でもライアンHCが先頭に立っている姿を見ていると、僕たちもついていこうと思えます。そして、ライアンHCを信じてついていったら、成長できたし、良い結果も残せたという印象です。
初めてのチャンピオンシップ(CS)は、一言で言うと、めちゃくちゃ楽しかったです。もちろん勝てるチャンスがあっただっただけに、負けて悔しい気持ちもあります。レギュラーシーズンもガチでやってきましたが、よりガチな試合、本気の勝負ってこんなに面白くて楽しいんだなと感じました。
CS進出を決めるまでも崖っぷちの状況が続き、周りからは「毎試合がCSみたいな状況」と言われていたのですが、僕はCSを経験したことがなかったので、正直ピンときていないところもありました。
CSは非常に強度が高く、10点差くらいつけても、一瞬で追い付かれたり、逆に追いついたり。本当に40分間高い強度で戦ったチームが勝ち残るのがCSなんだと感じました。そこが悔しいところであり、僕らに足りなかったところだったと思います。ただこの過程を経験をできたことは、非常に大きなことだと思っています。
―来シーズンに向けて、リッチマンHCから求められていることは?
シーズンが終わった後にライアンHCと個人ミーティングをしました。その時に2023-24シーズンのスタッツ、例えばどこのエリアでどれくらいシュートが入っているというような分析と、技術、身体、メンタル面の足りないところをまとめたシートを1人1人に配ってくれました。それを一つの指標にして取り組みたいと考えています。
―そのシートに書かれていた「足りないところ」を具体的に教えてください。
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