愛知野球通信+

冬の練習訪問① 名経大市邨 編 テーマは“休みと変化”

2023年の夏の愛知大会。これまでの最高成績、3回戦の壁を突破して、創部初のベスト16に躍進した名経大市邨高校。

新チームになった秋も名古屋地区予選を突破して進んだ県大会にて2勝をして、ベスト16に食い込む健闘を見せました。

秋もベスト16入りを果たした。

そんな活躍が目立った名経大市邨がどんな練習をしているか、見学させていただき、後藤祐貴監督にお話を伺いました。

名経大市邨 後藤監督

秋の新チーム後の公式戦成績

名古屋地区1次予選
〇16-0南陽

●2-6旭丘
9-0名東
〇4-2旭丘
2次
〇8-3名経大高蔵
〇7-0高蔵寺
県大会
12-5中部大第一(7回コールド)
〇4X-3愛知黎明(延長10回タイブレーク)
●3-5大成(延長11回タイブレーク)

〇練習内容について

平日は大体15:3019:00くらいの練習時間で練習しているとのこと。

土曜日は犬山にある名経大のグランドを使えるので、そこにいって練習という形ですが、取材日は前日に雨が降って、グランドに行っても練習が限られるという判断で、学校グランドに切り替えたとのこと。

この日は前日の雨でグランドは使用できず。

ただ、学校でも普段ならグランドでノックもやれるし、ブルペンやネットの張ってあるスペースで打撃練習も行えるので、恵まれている方だと後藤監督はおっしゃいます。

この日は雨用のメニューということで、野手組、バッテリー組とメンバーを分けて、約2時間ずつ、練習を行っていました。

メニューはこんな感じ。

ウエイトトレーニング

  • ベンチプレス
  • デッドリフト
  • スクワット

補助種目:ハンマーでのタイヤ叩き、懸垂

バッティング

股割りティー:下半身を強化しながら打つ

置きティー:ポイントを確認しながら打つ

ピッチャー

投球練習:球速を計測

フィールディング練習

雨でも投球練習が行えるブルペン

大体のメニューはこんな感じでした。

「明日は全体練習はお休みです」。

雨ということもありましたが、この日の練習時間は、野手組・バッテリー組ともに2時間程度。昼過ぎには終了していました。割と短い時間でちょっと意外な感じもしましたが、話を聞いていくと“休みと変化”。これがキーワードになっていきました。

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